2021年2月16日朝刊 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

グアム知事は今週金曜日にパンデミック指標PCOR(Pancamic Condition of Readiness)3に移行し、制限を更に緩和することを検討している。バーも感染防止計画を提出できれば、再開することを許可されるかもしれないと述べている。昨年グアム政府が発表した復興計画によると、PCOR3では個人活動や事業活動に「最低限の制限」を求めるものである。グアム知事は昨年7月、新規感染者の減少を理由にPCOR3に戻したが、感染再拡大で8月には再びPCOR1に戻した。

 

昨年末、グアム知事は「COVIDエリアリスク」スコアを5以下に抑えるという目標を掲げた。グアム知事は1月初旬に感染、入院、死亡者数が減少し、PCOR 2に移行、学校は対面授業に戻り、レストランで食事をすることが可能になった。そして過去8週間、リスクスコア1を下回っている

 

グアムの陽性患者の入院数はこの20日間、10人を下回り、死亡率、感染率も下がっている。ワクチン接種の 10万人当たりのワクチン接種率では全米をリードしている。グアム知事は「PCOR 3への移行を2月19日と考えています。バーはグアムホテル・レストラン協会と社会的に距離を置き、マスクを着用していることを確認するためのプロトコルとガイドラインについて検討しています」と述べた。

 

検疫プロトコル変更の可能性
グアム知事は新規感染者数が少なく、ワクチン接種が継続されている場合は、検疫手順を変更することも検討していると述べた。検疫プロトコルが変更されれば、政府指定のホテルではなく自宅での検疫が可能になるという。「旅行者の検疫プロトコルについては最も懸念しています。自己検疫で陽性者が発生し、一気に感染が広がってしまった経緯があります」とグアム知事は言う。グアム政府当局によると、昨年夏のCOVID-19感染者と死亡者の急増は、ハワイからの旅行者がグアムでの葬儀に出席し、感染を拡大させたことに関連していると考えている。当時、276人の陽性者から500人近くに跳ね上がった。二度と同じようなことにならないように、そして変異種にも注意しているとしている。

 

グアム知事は、日本は事実上閉鎖されたままであることから、観光客がグアムに戻る可能性は低くと考えており、検疫を変更する場合も目的は観光のためではないと述べた。「科学とデータに基づいて検疫プロトコルを変更し、帰国した住民や観光客が施設で検疫されなくても済むようにしたい。地域社会が協力し信頼できるよう自己検疫を徹底してほしい」とグアム知事は述べた。

 

月曜日の時点で、グアム大学カルボフィールドハウスで行われている今週の集団予防接種には、キャパシティの81%の予約が入っている。

 


入島者の自宅隔離
移行時期は4月?

別の記事で状況が許せば自宅隔離への移行時期は4月までに、というのがグアム知事の意中にあることが書かれていました。アメリカ連邦が定める陰性証明提示の義務化継続やグアムに自宅がない人向けのホテル隔離との併用、グアム島内の感染が一定の収束を見せても、まだまだ超えないといけないハードルはありそうですね。

 

観光業再開へは、相互の国で一つずつ慎重に緩和へ進まないと実現しません。月単位でしか進まない緩和への動きに焦りと不安が募ります。

 

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