2021年2月25日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアム島は金曜日にマゼラン・エルカノ号周航500周年を記念して、フアン・セバスティアン・デ・エルカノ号(Juan Sebastián de Elcano)というスペイン海軍の船を迎える。歴史的なこのイベントは、世界にグアムが知られることになったチャモロの先住民族の原点とも言える古に想いを馳せる機会となる。

 

マゼランの航海をきっかけに始まったスペイン統治から500年。この記念イベントは、グアムの歴史をたどる機会であり、その後のグアムの道のりを振り返ることができるとグアム知事は述べている。

 

スペイン海軍のフアン・セバスティアン・デ・エルカーノ号は、マゼラン-エルカーノ号の地球一周のルートに沿って行われている。大西洋を横断してアルゼンチンに向かい、マゼラン海峡を通過して太平洋を横断し、グアムとフィリピンを通過してスペインのカディス港に戻る予定。

 

今回のグアム訪問は、「グアムの歴史とチャモル遺産の日」として祝われ、探検家フェルディナンド・マゼランがグアムに上陸した3月6日を前に行われる。「植民地時代の歴史を変えたり、植民地時代にチャモロの人々が受けた痛みを元に戻すことはできません。しかし、自由への長く困難な道のりが今日のグアムを築いています」とグアム知事は述べた。


ようやく昨日からバーが再開、
どんな様子だったのかな?

 

世界一周航路を目指していたマゼランがグアム島を発見したのは1521年3月6日とされています。近年グアムでは3月をチャモロマンスとしてさまざまなイベントが行われ、スーパーなどでは地元の野菜などを売る特設コーナーができたり……。ツーリストのいない今年は、チャモロマンスに合わせたイベントを耳にしませんが、スペインがマゼラン・エルカノ号周航500周年記念の船を出しているのですね。なんだか500年前に思いを馳せるドラマチックなイベントになりそうですね。コロナ禍で人を集めたりはできないでしょうが、3月に入ったらグアムの歴史を紐解くブログもアップしたいと思います。

 

とはいえ、グアムの歴史を辿っても、マゼラン上陸以前の文献はほどんどありません。スペイン統治になってから、ようやく宣教師などが記したものから当時のグアムの暮らしぶりを知ることができるようになりました。グアムは333年におよびスペイン統治、そしてアメリカ、日本、再びアメリカと大国の思惑に翻弄されることになり、太平洋戦争では大きな被害をうけることになります。

 

「人は一生に一度、戦争を体験する」と誰かが言ったのを覚えていますが、このコロナ禍がまさしく戦後世代の戦争であったとして収束に繋がってほしいと思います。

 

新型コロナの感染拡大が下火になり、昨日からバーの営業が規制下で許可されました。再開を心待ちにしていた人が押し寄せるのかなと思い、日が暮れてからウォーキングしている友達に頼んで、様子を報告してもらったところ、比較的スローな再開だったようです。レストランのダインイン再開の時もそうでしたが、家飲みに慣れたのか、思慮深くなったのか、出かけるのが億劫なのか、お客さんの姿はまばらなようでした。忙しく仕事をして充実した日々があってこそ、ナイトライフも満喫できるということなのかな?

 

 

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