2021年3月22日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアムでは3月18日から20日までに合計630件の検査が行われ、3日連続でCOVID-19の新規感染者が確認されていない。現在28人が隔離状態にあり、そのうち2人はグアム・メモリアル病院で治療を受けている。

 

同時にワクチン接種者が進んでおり、30,562人が接種、1週間前と比較して約2,400人増加している。この数には新たに入手したジョンソン・エンド・ジョンソン社製の一回接種のワクチン25回分も含まれている。

 

グアム政府は今週も引き続き、COVID-19の無料検査とワクチン接種を実施する。火曜日と金曜日にティーザンの旧カーニバル会場で、1日あたり最大150回のPCR検査を行い、看護師や地域住民の安全のため、1台の車に一度に4人までの検査を実施する。

 

グアム大学フィールド・ハウスでの予防接種クリニックは、火曜日から再開。このクリニックでは、ファイザー・バイオンテック社製のワクチンの1回目または2回目、モデルナ社製のワクチンの2回目の接種が可能。対象となる住民の方は、Eventbriteからオンラインで予約を入れることが可能。

 


欧米各国と歩調を合わせて
経済再開に踏み出せるかな?

 

ワクチン接種をゆっくりスタートさせた日本、ワクチン接種は順調に進んでも経済復活が見通せないグアム。しかし、欧米各国では徐々にワクチンの接種が進み、コロナ後を見据えた動きを本格化させています。その動きを敏感に反映しているのが原油価格のようです。このブログではその都度取り上げませんでしたが、数週間おきにガソリン価格の上昇が新聞記事に上がっていました。

 

グアムではグアム知事が非常事態宣言を出した前日の2020年3月13日にはガソリンのレギュラーは3.70ドルだった。その後、数週間かけて価格は下がり続け、一時は1ガロン2.98ドルまで下がりました。その後上昇に転じ、ついに先週には1ガロン4.42ドルになってしまいました。産油国は需要回復局面でも積極的には増産せず、供給抑制を続けて価格上昇に誘導しているのだそうです。

 

原油価格の上昇は、目に見えないところでも市民生活全般のコストアップに結び付き、休眠状態から再起に踏み出す企業の足を引っ張ることでしょう。欧米各国の動きと同調していればある程度吸収できるのかも知れませんが、動きから取り残されると重荷になってしまうでしょう。もちろん雇用にも影響を与えるはずなので、タイミングを逃さないように経済を再開させるのが大切なんでしょね。でも、外需に頼っているグアムではなかなか難しそう。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ グアム情報へこちらもポチッとお願いいたします。
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村ランキンングにも一応参加し始めした。

この記事をSNSでシェア!