2021年3月23日朝刊 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

グアムでカリフォルニア変異型COVID-19の症例が7件記録された後、グアム知事は、16歳以上のワクチン接種計画を進めると述べた。グアム保健省はワクチン・抗ウイルス優先政策委員会が年齢引き下げに同意した。

 

米国疾病管理予防センター(CDC)はグアムで1月に採取したサンプルからカリフォニアウイルスの症例を7件検出した。このうち4人は渡航歴がなくグアム住民から検出、残りの3人は検疫所で採取されたサンプルから確認された。これまでグアムのCOVIDサンプル49件がCDCに送られ、26件の結果が戻ってきている。

 

医療チームによると、現在接種を進めているワクチンはカリフォルニアの変異種にも効果があると思われ、この変異種はオリジナルのウイルスよりも感染力が約20%高い。しかし、変異種が確認されてもグアムのCOVID-19の感染拡大は抑えられているということは、対策が功を奏していることを示しているとしている。イギリス、南アフリカ、ブラジルで見つかった変異型は、今回のサンプルからは確認されなかった。

 

グアム知事には今後も当面経過観察を続ける予定で、検疫や隔離のプロトコルに変更はないとしており、旅行者は引き続き政府の施設に隔離されるが、接種対象の50%が完全に予防接種を済ませルことができれば、5月1日を観光再開の日としたいと述べている。この目標が達成されれば、グアムに入国する乗客は、入国の72時間前にCOVID-19のPCR検査で陰性であれば、検疫が免除されるととなる。

 

 

さらなる規制緩和へ
グアム知事はCOVID-19の感染者数が少ないため、近いうちにさらなる制限が解除される見込みであるという。現在50%となっているヘアサロンなどの定員を上げることや、現在25人となっている集会の人数を増やすことを検討されている。

 

グアム知事は7月21日の解放記念日までに、対象となる住民の80%にワクチン接種を完了することを目標としており、目標を達成するための十分な量のワクチンが入手できるとしている。さらに、自宅や地域での予防接種のためのリソースを増やす体制の強化を目指している。

 


Time is Moneyより、
Time save Lifeが大切?

1月に送った検体の結果の一部がようやく戻ってきたのですね。それにしても遅いですね。2ヶ月もかかるとすると、タイムリーな現状把握や対応には活かせないですね。このような対応では困るとクレームしないのでしょうか?変異種が感染拡大に繋がらなかったのが幸いですが、これからもリバウンドや変異種への警戒は続けないといけません。喉元過ぎればでなく、迅速な対応ができる体制づくりが大切なのではと思います。

 

ニュースを見ていても、「おいおい、それおかしいでしょう」と思ってしまうことがあります。コロナ規制が始まった一年ほど前、派遣切れにあった人が急増し、住まいを追われネットカフェも閉鎖し街に溢れNPOが炊き出し….みたいなニュースがありました。次のニュースでは外国人技能実習生が入国できず収穫ができず大量の農作物を廃棄、というニュース。これっておかしくないですか?一方では仕事がなく、一方では人手が足りず。これってうまくマッチングすれば、今頃外国人労働力に頼らず国内産業の育成に繋がっているのではと思います。あれから一年、労働力のマッチングに未だ手を打たず、同じ流れの矛盾するニュースを耳にしないことを願います。

 

 

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