2021年5月13日朝刊 Pacific Daily News より抜粋、要約

 

グアム保健省は米国疾病管理予防センター(CDC)からCOVID-19の変異種が6検体確認され旨の3回目の結果を受け取った。7つの検体のうち6つが懸念すべき変異種であった。4検体がB.1.1.7(イギリス株)、1検体はB.1.1.429(カリフォルニア株)、もう1検体はB.1.1.351(南アフリカ株)だった。南アフリカ変異型はSARS-CoV-2の中でも特に感染力が高いとされている。

 

確認された変異種6つのサンプルのうち、5つはグアム政府の検疫施設で確認され、1つは渡航歴はなかった。この5人の旅行者は隔離され、これらの旅行者との密接な接触者はすべて14日間検疫された。

 

グアム保健省は、3月19日にCDCから最初の結果を受け取り、26のサンプルのうち7検体がカリフォルニア変異型であることを確認した。5月3日には、2回目の結果として、4つの検体のうち3つの検体で、カリフォルニア変異種が確認されている。グアムでは、CDCによって合計16の亜種が確認されている。変異種で陽性となった患者のいずれも、COVID-19ワクチンの接種が完全に終了していなかった。

 

警戒の必要性
地域住民は警戒を怠らないように。マスクを着用し、手洗いを徹底。ソーシャルディスタンスを確保すること。さらに予防接種を推奨している。体調がすぐれない時は家にいて、病気の人に近づかないように。家族以外の人とは、少なくとも6フィートの安全な距離を保ち、高齢の家族の周りでは、社会的な距離を置くように。

 

2021年5月13日朝刊 Pacific Daily News より抜粋、要約

火曜日に実施された829件の検査のうち、新たに17件のCOVID-19の新規陽性者が確認された。このうち5人は、濃厚接触者追跡で確認され、1人は渡航検疫で確認された。グアムで確認されたCOVID-19の感染者総数は8,061人となる。また、この数字には139人の死亡者と91人の治療中患者が含まれていまる。

 

DOEの学生3名が陽性。
グアム教育省(DOE)は、B.P. Carbullido小学校、Jose Rios中学校、J.Q. San Miguel小学校で、それぞれ1名の生徒のCOVID-19陽性反応を確認した。彼らの濃厚接触者は特定され、通知され、グアム保健省の許可が下りるまで隔離される。3つの学校のキャンパスは清掃、消毒され、5月13日には予定通り授業が行われる。


一難去ってまた一難、
自由に旅ができる日常はいつ?

 

グアムではワクチン接種が順調に進み、グアム知事の検疫緩和発表を待っているところですが、何だか雲行きが怪しくなってきましたね。長〜いトンネルの先に微かな光が漏れてきているのに、いくら走っても出口が見えてこないみたいな……暗澹たる気分になってしまいます。

 

昨日、シンガポールに暮らす親友と話したところ、クラスターの発生や感染再拡大で新たな規制導入を余儀なくされているのだそうです。コロナ封じ込めに最も成功している国の1つとされてきたシンガポールですが、現在は入国隔離も3週間に延長されているとのこと。世界中どの国もコロナをコントロール下に置いて日常を取り戻すまでには至っていないようです。一進一退の攻防が続きます。コロナさえなければ、彼女の赴任に伴いシンガポールを訪れて楽しい時間を過ごしているはずなのに…..いつになったら会えるのかな?

 

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