2021年6月10日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

COVID-19ワクチンを接種するためにグアムを訪れるアメリカ市民は、ジョンソン&ジョンソンの1回接種のワクチンを選択した場合、最短で3日間の滞在が可能。グアム観光局(GVB)によると、他のワクチンを接種した場合、滞在期間は1ヶ月以上になるという。このプログラムは、アジア太平洋地域に居住・勤務する米国市民にグアムでのワクチン接種を奨励することで、観光業を飛躍的に回復させることを目的としている。

 

グアム知事はこのプログラムを進めることを約束しているが、グアム保健省はまだプロトコルを承認していないという。グアム知事はプログラムをサポートするために、連邦政府にワクチンの増加を要請している。

 

GVBによると、昨年、空母USSセオドア・ルーズベルトの乗組員がタモンのホテルに隔離された時と同様に、Air VとVではホテルが安全プロトコルに従うことが計画されている。ホテル側はAir VとVのパッケージ案を提出している。ワクチンの接種は、ホテルで民間の医療機関が行うことになり、グアムホテル・レストラン協会がその手配を行うことになる。

 

旅行パッケージ
パッケージには各種ワクチン、7日間の検疫付きホテル、空港から希望する検疫付きホテルまでの安全な輸送、2つのPCR検査が含まれる予定。1回目の検査はホテルでの検疫を解除するために必要な検査で、2回目の検査は帰国するために必要な検査となる。

 

GVBによると、ホテルでの7日間は1日3食の食事が提供され、グアム保健省が提供するワクチン接種証明書を含む予防接種書類も受け取ることができるという。

 

GVBは、「現実的には最短で3日間になります。つまり、グアムに到着して検疫ホテルに行き、2日目にワクチン接種を受けます。3日目、フライトが確定していれば、グアム島を出ることができます。検疫所に滞在し続ける必要はありません」という。

 

通常、ホテル隔離の6日目に陰性と判定された旅行者は、7日目からは自由にグアム島を楽しむことができる。ただし、オンラインによる症状の監視と報告のための登録が必要となる。万一、6日目に陽性反応が出た場合は、政府の費用負担でさらに10日間、政府の隔離施設に移された後、隔離が解除される。

 

この計画によると、2回接種のファイザーまたはモデルナのワクチンを選択した旅行者は、2回目の接種を待つために32日〜33日、グアムに滞在することになる。


アメリカ人のみなさん、
太平洋のリゾートは
ハワイだけじゃないですよ。

在外アメリカ人へのワクチン接種がどうして観光業を飛躍的に回復されることになるのかな?この件は各国の大使館や領事館が地域に在住するアメリカ人へ情報提供を促すだけのことで、連邦の行政の仕事に過ぎないように思えるのですが…..。これは観光業とは関係なく、アメリカ連邦が自国民へ提供する行政サービスの一環としか思えないのですが…..?

 

グアム政府の費用でホテルに3泊するだけの弾丸ワクチン旅行、ホテル以外にメリットはありません。もし、2度の接種が必要なワクチンを選択する人がいるとしても、人数は限定的ではないでしょうか?なぜなら、ワクチン接種が進んでいない途上国であれば、そもそもPCR陰性証明を取得するのも難しいでしょう。また、オーストラリアなどのように自国民と永住権保持者以外の入国を禁止している国もあります。さらにシンガポールなどのように再入国時の50万円以上とされる自費での強制隔離を継続している国もあります。なので、そうそう簡単に居住地を離れられない人も多そうなのです。

 

それぞれの国で事情は異なりますが、ワクチン接種を希望する在外アメリカ市民の方にとってグアムが便利であるならば、ぜひ利用してほしいですね。そしてホテルの窓から見える美しいビーチを見て、今度は遊びにきたいな〜って思ってもらえれば嬉しいですね。お待ちしています。

 

それより、韓国がシンガポール、グアム、サイパンとのトラベルバブルの来月からの導入に向けて動き出したというニュース。ワクチン接種済みの団体客から段階的にというようなことのようですが、こちらの方が気になります。

 

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