2021年8月16日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアム教育省(GDOE)は、熱帯低気圧16Wへの備えとして、本日月曜日は生徒を早退させ、火曜日には授業を行わないことにした。熱帯低気圧16Wは、その強さと軌道の変更で先週少なくとも2回、熱帯性暴風雨に格上げされたり、低気圧に格下げされたりしている。

 

本日の各校の終了時間は以下の通り
– 11:30 a.m.: Tiyan High School, J.P. Torres/Central Success Academy, Southern High School, John F. Kennedy High School
– 12時15分:George Washington High School、Okkodo High School、Simon Sanchez High School
– 1:00pm:すべての小学校
– 2:00pm:すべての中学校

 

GDOEの広報は、混乱を避け、学校をシェルターとして利用する準備の時間を確保するため決定したと述べた。避難所として使用される学校のリストは、コンディションやレディネス(COR2)が予想された時点で発表される。

 

グアムには現在熱帯性暴風雨警報が発令されており、時速39マイル以上の風が吹く可能性があり、建物やバナナやパパイヤの木、枝、ヤシの葉などの植物に被害を与える可能性がある。米国国立気象局グアム予報事務所の気象予報士は、火曜日の正午頃には60マイルの突風が発生する可能性があると語った。グアムとロタでは4〜8インチ、テニアンとサイパンでは3〜6インチの雨が降る可能性がある。グアムの海岸沿いの村では、通常の満潮時から2フィート(約1.5m)ほど内陸に浸水することが予想されている。

 

16Wがグアムにもたらす暴風雨の予測時間
– 月曜日の夕方:激しい雨が降り始める可能性
– 火曜日未明。風速39mの強風が吹く可能性
– 火曜日の正午頃。持続風速45-55mph、突風60mphなど、嵐の状態がピークに達する見込み
– 火曜日の午後と夕方。嵐の状況は収まり始める

 

また、グアムの海岸(現在のシステムの軌道上では東側と南東側)では、12〜15フィートに達する危険な波をもたらすし、北マリアナ諸島では、9〜13フィートの波が予想されている。住民は、現在のモデルによる予測よりも早く嵐が強まった場合に備えて、より強い嵐に備える必要があり、ゴミ箱を含め、家の周りのあらゆる物を安全な場所に移動する必要がある。

グアム政府と軍はCOR3に移行
軍司令部であるマリアナ統合地域は、日曜日の午後にグアムの施設を「準備状態3(Condition of Readiness)」にした。統合情報センターは、グアム知事が午後9時の時点で島をCOR3に移行したと発表した。

 

オマイス
オマイス「Omais」とはパラオ語で「さまよう」「錨を持たない」という意味。アメリカ連邦気象庁が命名の時期を決定するという。


コロナも台風並みの
指針に基づく迅速な対応を。

日本では大雨による被害が各地で広がっているようですが、みなさん大丈夫ですか?しばらく引き続き雨が続きそうなので、引き続き警戒してお過ごしください。一方グアムは明日がストームのピークになりそうです。グアムはストームや台風に慣れているので、学校の休校の予定やシェルターの設置などグアム政府の準備も判断もタイムリーです。コロナに対しても、もう一年半以上経つのですから台風並みに数値基準に基づくシュミレーションができれば時期を逃さず迅速に対処でき、住民も予想ができるのですが……。

 

 

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