2021年9月6日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

グアム政府観光局(GVB)は、COVID感染者が増加していることを受けて、グアムで行われているワクチン接種プログラム「Air V&V」を「中断」しているとするJapan Todayのオンライン報道に反論した。

 

7月初旬に台湾からのチャーター便でスタートしたこのプログラムは、ワクチン接種率が低く、ワクチン供給が滞っている国からの旅行者が、グアムでワクチンを接種したり、休暇を取ったりするものである。

 

グアムの旅行検疫は緩和されており、ワクチンを接種していない旅行者は、こちらに到着する前にCOVID-19の検査で陰性であれば検疫が免除される。このプログラムでグアムを訪れた人はワクチン接種が無料で提供されますが、注射を実施するための運営費を支払う必要がある。

 

台湾からの最後のチャーター便は8月22日だったが、「さらなるチャーター便の交渉を続けており、「Air V&V」は継続している」とGVB副局長は述べた。現在も少数ではあるが個人旅行者がグアムを訪れている。実際の数は把握していないが、軍関係者以外の主要マーケットからの到着数の前年に比べ増加していると述べた。

 

7月と8月に運航した「Air V&V」では、台湾から合計1758人の訪問者。GVBは年末までに台湾からのワクチン観光チャーター便19便の追加交渉を行う計画で、GVBはフライト運行援助のために100万ドルもの費用を支出する予定。

 

GVB副局長によると、チャーター便の日程は未定だが、米疾病対策センター(CDC)がグアムを「非常に高い」リスクのある旅行先に指定したことによる状況の変化を見ながら交渉を継続する。グアムではCOVID-19の感染者、入院者、死亡者が急増しており、その原因は大規模な集まりやワクチン未接種者にあると政府は指摘している。

 

「CDCがグアムを感染状態が非常に高い「レベル4」に分類したものの、グアムは引き続き安全な旅行先であると確信しています。なぜならば、厳しい検査体制・封じ込め戦略、地域社会の安全プロトコルが実施されていること、そしてワクチン接種者の割合が高いことが理由です」とGVB副局長は述べた。


台湾には将来主要マーケットの
一角を担って欲しい!

台湾でも43%以上の人が1度目の接種を終わらせているのに、2回完了している人はわずか4%ということですから、やはり依然としてワクチン供給に苦戦しているのでしょう。ただ、グアム島内の感染状況やグアムから台湾へ帰国した際の検疫を考えると、今後は難しくなるでしょう。

 

台湾のアウトバウンドは日本に続いて、中国、香港、韓国、タイ、ベトナム、マカオと続いています。中国と香港を足すと日本をはるかに上回ります。中国の台湾に領空や海域へ侵入はコロナ禍でも収まる気配はなく、さらに頻繁に発生しているようです。また、渡航先にリゾートがないことからも、コロナが落ち着いた後に伸びる可能性が非常に高い国だと思うのです。「台湾から一番近いアメリカ、リゾート」としてのポジションを獲得するために100万ドル(約1億円)使えれば、将来主要マーケットとして成長する可能性も期待できそうな気がするのですが……..どうでしょう?

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ グアム情報へこちらもポチッとお願いいたします。
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村ランキンングにも一応参加し始めした。

この記事をSNSでシェア!