2021年9月25日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約
グアム知事は行政機関の職員に対し、9月24日までに完全にワクチンを接種するか、毎週COVID-19検査を受けることを義務付けている。期限までにCOVID-19ワクチン接種を受けていない400人ほどのグアム政府の行政府職員は、月曜日から始まる週1回のCOVIDテストの対象となる。9月23日にワクチン接種とテストに関する通達を出したが、その中には各機関の指定された政府テスト会場のリストが含まれている。
金曜日の時点で、グアム政府及び関係機関の従業員89%がワクチン接種を完了、92%が少なくともCOVID-19ワクチンの初回接種を受けている。つまり対象となる5,224人の行政府職員のうち、4,667人が完全にワクチンを接種し、162人が1回目の接種を受けた。検査の追跡調査は各機関で毎週行われることになる。予防接種を受けずに毎週の検査を怠った場合は、懲戒処分を受けることになる。医療上の理由や宗教上の理由による免除が認められているが、標準的なフォームが完成していないため、グアム保健省は今のところ免除申請を承認していない。免除の承認を待っている間、これらのワクチン未接種の従業員は毎週検査を受けなければならない。
新たな症例と入院
金曜日の時点でCOVID-19により66人の患者が入院しており、そのうち37人はワクチン未接種者。グアム・メモリアル病院では、35人のCOVID-19患者が入院し、うち7人がICUに7人が人工呼吸器を装着している。グアム リージョナルメディカルシティーでは27名が入院、4人がICUに1人が人工呼吸器を装着している。ネイビーホスピタルでは4名が入院し、2名がICU、1名が人工呼吸器を装着している。木曜日にPCR検査を受けた1,248人のうち、新たに150人が陽性反応を示した。
現在までに、公式に報告された症例は合計14,248人、死亡者は184人となっている。グアムのCOVID-19リスクスコアは25.7。これは、グアム政府が設定した安全基準値の10倍以上。
ミクロネシア連邦のコミュニティテスト
ミクロネシア連邦コミュニティでは、本日午後4時から6時まで、モンモン・トトマイテ・コミュニティセンターにて、COVID-19の無料予防接種クリニックを開催する。この予防接種クリニックは誰でも参加でき、ウォークインでの参加も可能だが事前に登録した人が優先される。
在住25年で改めて気づく
グアムの変化と魅力。
ストームに見舞われた数日間でしたが、ようやく雨も止みグアムの天気は回復に向かっています。ただ、グアムを通過したあと台風16号に発達し、勢力を強めながら北上、来週後半は日本が台風の影響を受けることが予想されています。日本にお住まいの方は今週末、ハザードマップで自分の住んいる場所の危険性を確認、防災用品の確認、家の周囲で飛びそうなもの家の中に入れる、排水溝の掃除など、準備を進めてください。
グアム在住25年ともなると、数十年前と比べる材料がどんどん増えてきます。昔はオンボロトラックの荷台に沢山の人を乗せて行き交っていましたが、最近ではほどんど見かけません。レクサスなど高級車だってちっとも珍しくありません。帰国のたびに山ほど抱えて帰ってきた日本の食材や調味料も、地元のスーパーでもある程度揃うようになりました。グアムケーキと言えば激甘だったのが、今では繊細な味の上品なスイーツを売るお店も増えました。25年という年月は生活の質やグアムの魅力を随分高め、暮らしやすくなりました。
グアムのインフラに多くのダメージを与えてきた台風もまた数十年前とは様相が異なります。その威力はグアムを通過後に強まり、発達しながら日本に向かう進路を取るようになってきました。なので、グアムの被害はあまり大きくならずに済んでいて幸いなのですが、その都度日本の被害が心配になります。グアム通過から日本上陸まで概ね1週間、この数年はこのパターンがお決まりのようになっています。真意は定かではありませんが温暖化が影響していると言われ、進路や規模の変化は顕著です。水温が高い9月の台風は要注意と言われていますので、日本のみなさん、どうぞ気をつけて!
こちらの写真は数日前からスタートしたペコリさんのモンブラン。甘栗一つ丸々中に入っていて、スポンジや生クリームと栗のペーストとの相性が絶妙、激ウマでした。仲良し女子三人が、それぞれ5回ずつぐらい「おいしいね〜」って言いながらいただきました。スイーツにいつも心を癒されている気がします。
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