2021年10月9日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

朴氏(Jihoon “Jay” Park)とネクストペーパー(Nextpaper Media & Communications)が、韓国の観光市場でグアムを代表することになったと、グアム政府観光局(GVB)がプレスリリースで発表ただ、、GVBの新しい韓国駐在員事務所となる。

 

GVB局長は「韓国の新しいチームがグアムを代表してくれることを期待しています。韓国は11月までにワクチン接種の目標を達成すると予想されており、この市場がすぐに復活する可能性があります」と述べた。

 

朴氏は、13年間の旅行・観光業界での経験を有し、過去5年間はGVBのアカウントディレクターを務め、2016年にGVBの前代表事務所である株式会社ハッピーアイデアに入社した。2016年から2019年にかけて、グアムの韓国市場をグアム全体の訪問者市場の38.2%にまで成長させ、特に2019年のピーク時には753,000人以上の訪問者を迎えることができた。

 

ネクストペーパーは韓国からの観光が徐々に再開される中で、MICE市場と呼ばれるミーティング、インセンティブ、会議、展示会、ハネムーンやカップル、個人旅行者などの集客に注力しているとGVBはリリースで述べている。

 

GVBによると、ネクストペーパーのGVBとの契約は、今月から2022年9月30日までの間に27万6,000ドルで、資金の有無に応じて各会計年度ごとに3回の更新オプションが付いている。GVBによると、朴氏との契約は9万ドルで、同市場のカントリーマネージャーとしては標準的な金額だという。

 

グアム空港では、乗客1人につき
5人の見送りが可能に

2021年10月9日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

グアム国際空港のターミナルには、航空券を持った出発客1人につき5人の見送り人が入場できるようになった。しかし、見送り人の入場は1階に限定され、10月25日より、2階にある運輸保安局のスクリーニングエリアは、チケットを持った出国者のみに厳しく制限されることになった。見送り人の制限は6月に3人、昨年のパンデミックの際には、乗客1人につき1人のエスコートしか認められていなかった。到着客の出迎えはターミナル外側に限られ、内部の到着施設は検疫処理のため到着客のみに限定されている。

 


半世紀に及ぶグアム観光業の
歴史を塗り替える
次世代のツーリズムへ。

 

韓国は日本の国土の約1/4、北海道よりやや大きいぐらいということですから、国外へ出たいという願望が高いという側面があるのか、韓国国内でも旅行への気運の高まりがあるようですね。グアムの今年度のマーケティング予算も日本の倍ほど割かれているようなので、韓国マーケットへの期待が高まっているようです。

 

韓国経済「第2のIMF危機」、高齢者貧困率世界一など不安な見出しが最近のニュースに登場しています。ただ、過去にも同じように経済危機が叫ばれていても韓国の人たちにあまり変化が見られず、グアムへの渡航者数は堅調に推移していました。日本の場合は国内経済の動向にグアムの観光実態もリンクする傾向があるように思うのですが、韓国の場合は必ずしもリンクしない不思議な現象を2017、2018年と見てきましたので、グアムの期待通りにたくさんのお客さんをお迎えできるといいですね。ただ、中長期を見渡したマーケット開拓の努力も同時に進めることで、グアムの新たな可能性が開けることにも期待しましょう。

 

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