2021年12月3日朝刊Pacific Daily Newsより翻訳、抜粋、要約

 

グアムではCOVID-19の感染者が減少し続けているが、グアム政府はグアムの主要な観光マーケットでのオミクロン変異種の出現を監視している。グアム保健省の疫学者であるアン・ポブツキー氏は木曜日の説明会で、過去30日間で感染者数が急激に減少、新たな症例は1日平均20件以下になっていると述べた。

 

グアム保健省のチーフメディカルオフィサー代行のボブ・レオン・ゲレロ医師はヨーロッパでは感染者が増加しており、カリフォルニア州でもすでに1名のオミクロン株感染者が確認されている、と述べた。ワクチンの有効性、重症リスクなどは未だ分析中と述べた。

 

しかし、オミクロンが確認された南アフリカでの初期のエビデンスでは、子供の入院リスクの増加が示唆されているという。グアム保健省のチーフ・パブリック・ヘルス・オフィサーは、新しいタイプのウイルスが出現しても、予防に関するガイダンスは変わらないと述べている。

 

グアムの主要な観光市場の一つである韓国では、水曜日にオミクロン変異種感染者が5人確認され、韓国政府は海外から韓国に到着するすべての乗客に10日間の隔離措置を取ることを発表した。日本でも水曜にオミクロンの最初の感染者が報告された。グアム政府観光局(GVB)の副局長は「日本と韓国で再実施された帰国プロトコルの長期化を懸念しているが、これが長期化するとは考えていない」と述べた。

 

同氏によると、2022年度の最初の2ヶ月間の韓国人と日本人の入国者数は前年比208人増の4,500人、米国人の入国者数は162%増の6,670人となっているが、オミクロン株の出現は一時的な後退となる可能性があるという。グアムへの航空座席は、GVBが状況を見守るとしている。

 


ワクチン接種者は検疫免除となっていた韓国、
本日からすべての入国者に10日間の隔離義務。

 

韓国の隔離義務について補足すると、韓国疾病予防管理庁(KDCA)は3日から2週間、全ての入国者に対して10日間の隔離を義務付けるということです。これまでワクチン接種が完了した人は隔離が免除されていたため、グアムへの渡航が増えていたので、韓国マーケットの動きを注視する必要がありそうです。withコロナに舵を切った文在寅大統領ですが、昨日も新規感染者が5266人となり過去最多を更新、国民からの非難を受け譲歩したのが2週間ということなのでしょう。

 

一方日本は前日に発表した国際線の新規予約の停止要請を一夜にして撤回、政府のドタバタ水際政策が昨日は話題になりましたが、そもそも在外邦人の帰国手段を奪うような政策が受け入れられると思ったこと事態が不思議というか、驚きさえ覚え、残念でなりませんでした。

 

そしてオミクロン株が確認されたアメリカ、カリフォルニア。やはりカリフォルニア州が3日の政府指定宿泊施設での待機リストに入りました。州ごとの対応のようで安心しました。アメリカでは今後も各州で確認されることが予想されるので、グアムをどう守るか、グアムが日本入国の際の強制隔離対象とかにならないように、早めのアクションを期待しています。

 

さらに米国に入国する全ての人に渡航1日前の検査の義務付けが、グアムにも適用されると思われますが、いつからなのかこちらも注意して見守る必要がありそうです。

 

 

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