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2022年4月13日朝刊The GUAM Daily Postより翻訳、抜粋、要約

 

全米15万カ所以上のガソリンスタンドを対象とした1100万件以上の個別価格報告から集計したデータによると、3週連続で全米の平均ガソリン価格が下落した。ガソリン価格は正しい方向に動き続けており、約1ヶ月前のピーク時に比べて毎日約 1 億ドルの節約につながっているとしている。そして、さらに今週の全米平均は、1ガロンあたり4ドルの大台を割り込む見込みとしている。ロシアのウクライナ戦争、経済、ハリケーンシーズン、COVIDなどで、予想外の展開がなければ、ガソリン価格が2022年のピークに達したと見られるとしている。

 

過去2年間のグアムのガソリン価格。
– 2020年5月6日 3.13ドル
– 2020年5月19日 3.28ドル
– 2020年6月4日 3.43ドル
– 2020年6月12日 3.58ドル
– 2020年7月27日 3.68ドル
– 2020年12月17日 3.78ドル
– 2021年1月10日 3.88ドル
– 2021年1月23日 $3.98
– 2021年2月11日 4.10ドル
– 2021年2月18日 4.20ドル
– 2021年3月3日 4.30ドル
– 2021年3月17日 4.42ドル
– 2021年5月7日 4.52ドル
– 2021年6月11日 4.62ドル
– 2021年7月2日 4.72ドル
– 2021年7月24日 4.62ドル
– 2021年8月4日 4.77ドル
– 2021年8月16日 4.65ドル
– 2021年9月17日 4.75ドル
– 2021年10月5日 4.85ドル
– 2021年10月15日 4.95ドル
– 2021年10月27日 5.10ドル
– 2021年11月15日 4.99ドル
– 2021年11月24日 4.89ドル
– 2021年12月2日 4.74ドル
– 2022年1月5日 4.89ドル
– 2022年1月18日 5.04ドル
– 2022年2月1日 5.19ドル
– 2022年2月15日 5.39ドル
– 2022年3月1日 5.49ドル
– 2022年3月4日 5.69ドル
– 2022年3月9日 5.99ドル
– 2022年3月15日 5.79ドル
– 2022年3月26日 5.94ドル
– 2022年4月2日 5.79ドル
– 2022年4月12日 5.69ドル


このまま価格が下がればいいのですが….、
これからのひと月が心配です。

少しでも価格が下がるのはありがたいですが、まだ予断を許さないのではと思います。さまざまな問題が相まって一気に高騰した価格を抑えるために政府備蓄放出やシェールガス増産などの政策がとられ、上昇に歯止めがかかり高止まったにすぎないのではと思えてしまいます。今後のウクライナ情勢次第では、さらなる混乱もあるでしょう。北朝鮮の動きも不気味です。奇しくもコロナとウクライナ戦争は世界各国が複雑に絡み合い影響しあっていること、経済がグローバルに連動していることが白日の下に晒されることになりました。

 

また、地球の裏側の出来事も、もはや自国には影響がない遠い国の話としてみることはできなくなってしまいました。フランス大統領選挙の行方次第ではNATOやEUの連帯に亀裂が入るかもしれません。韓国時期大統領の動き次第で北朝鮮が反発するかもしれません。ロシアの化学兵器使用が疑われ、もはやレッドラインを超えたのではという見方もあるようで心配です。

 

さらに、昨夜発表されたアメリカの先月の消費者物価指数は前の年の同じ月と比べて8.5%上昇。およそ40年ぶりの高い水準となったようです。FRB=連邦準備制度理事会はインフレを抑制するため、通常の2倍の幅で利上げを行う可能性を示していているようです。となると、昨日再び125円台後半となったドル円為替相場がさらに円安に進むと予想されます。日本からの旅行者を心待ちにするグアムにとっては厳しい要因のひとつになりそうですが、それを吹き飛ばす素敵な経験を提供していきたいですね。

 

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