2023年2月27日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約
木曜日の午後、ホテル・ニッコー・グアムの外で、地元企業が電動スクーターのサービスを開始し、タモン湾の観光地区をより簡単に移動できるようになった。グーヨーヨー（Gu-yoyo e-scooters）は、環境に優しい代替交通手段として、新型の電動スクーターを発表。全国的なスクーターのトレンドに乗り、グアムで最初のマイクロ共有モビリティサービスとなる。グーヨーヨーを運営するIoTソリューションズの社長兼オーナーのパラングサム氏は、「グアムには観光客や住民のための代替交通手段がありません。タモンに来たら、車を停めて終わりです」と語る。
この新しい交通手段の導入は、スクーターや自転車のレンタルが一般的な米国や近隣諸国と比較して、グアムのスピードアップに貢献するもの。このサービスは、観光地から観光地へ移動するための身近な交通手段となっている。環境にやさしい移動手段を提供することで、グアム全域でのシェアモビリティを推進することをミッションとしている。クリーンエネルギーを使用することで、従来の交通手段に比べて二酸化炭素を過剰に排出することがなく、タモンの各所にあるドロップオフステーションには、各スクーターに充電するためのソーラーテクノロジーが装備されている。
e-スクーターは、鮮やかなオレンジ色と対照的な黒色で、通りから見えるので、歩道で簡単に見つけることができる。このスクーターは、ツバキタワー、ホテル・ニッコー、ハイアット・リージェンシー・グアム、パシフィック・アイランド・クラブなどのグアムのホテルの外側に設置された複数のドロップオフ・ステーションで利用可能。また、ウェブサイトの地図やアプリで駐車場を検索することもできる。
価格と条件
eスクーターのロック解除には1ドルかかり、その後スクーター使用中は1分あたり0.25ドル、合計1時間あたり約15ドルが請求される。インターネットに接続されたスマートデバイスにGu-yoyoアプリをダウンロードすると、スクーターのロックを解除することができる。アプリをダウンロードし、情報を入力したら、あとはスクーターのバーコードを読み取るだけで、仮設ホイールのロックが解除される。
Gu-yoyoを利用するには、レンタル契約、免責事項の同意が必要。利用者は16歳以上でなければならず、12歳から15歳までの利用者は大人の監督下にあることが条件となっている。電動キックスクーターの最大体重制限は220ポンドで、スクーターに乗れるのは常時1名のみ。破損、衝突、交通違反などの事故が発生した場合、すべて報告することが義務付けられている。
関心は高い
パラングサム氏は、この新しい事業について楽観的で、この技術を島に導入することで新たなチャンスが生まれると見ている。「順調に進めば、他の地域にも広げていけるでしょう。もちろん、ドン・ドンキは数カ月前から、私たちにコンタクトを取ってきています。今のところ関心が持たれています」と述べる。
観光客はすでにこの新しい交通手段を利用し始めており、Gu-yoyoはすでに路上を走っている。このスクーターは、盗難に遭わないように、モジュールとGPS位置追跡装置を備えている。スクーターは指定された場所に返却することを義務づけることで、タモン湾の歩道にスクーターが放置されることを防いでいる。「この革新的で環境に優しい交通手段は、グアムにとって新しい時代の到来を告げるものであり、より多くのチャンスをもたらすことを期待しています」としている。
環境整備がeスクーター拡大の鍵になるのでは？
最近は駐車スペースが小さかったり、駐車場が十分確保されていなかったりすることが多いのでスクーターが活用できればいいですね。ただ、さらにステーションが必要で、マリンドライブへのアクセスまでできるようになると利便性は上がるでしょう。
ただ、同時に気がかりなのが、歩道の整備。歩道はあるものの、コンクリートが剥がれていたり、盛り上がっていたりする場所を見かけることがよくあります。このあたりのことに記事が触れていないのが残念です。タモンエリアの歩道や街灯の調査結果や政府への働きかけなども必要だと思うのですが……..。想定されるトラブルについては事前に働きかけや喚起を行ってもらえるといいですね。グアムは突然のスコールも多いですしね…..。
ちなみにアプリをダウンロードしたとこと、言語は英語だけ、利用できる時間は6am〜11pm。事前にクレジットとして前払いするシステムのようです。近いうちに試してみますね。
ランキンングにも一応参加し始めした。
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