Image

2023年3月5日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

金曜日ハガッニャのフラレ・ショッピングセンターで開催されたジョブフェアには、仕事を求める者が集まった。多くの求人があるにもかかわらず、条件の良い仕事を見つけるのは大変だと語る。チャイズ・ボハさんのような求職者が遭遇した困難のひとつは交通手段。彼は2ヶ月前から現在の仕事をしている。ボハさんは親戚からジョブフェアのことを聞き参加した。「もっといい仕事を探しているんだ。4カ月間、探し続けています」という。

 

過去に職歴があり、転職を希望していたが、「ほとんど経験がない状態で職場に入るのは難しい」という。エディ・タイタグさんはフルタイムで働いていますが、生活費の高騰や家族の医療費負担を考えて、ジョブフェアで2つ目の仕事を紹介してくれることを期待した。「ここでは、いい選択肢がありますよ。デュシタニとセキュリティに応募しました」と、パートタイム勤務を希望するタイタグさんは語った。少しでも経済的な自由を得るために副業を希望していた。「すべてが上がり始めているので、ポケットに余分なお金が必要なのです。なのでアルバイトを探しているんです」と、彼は言う。

 

彼は1ヶ月ほど前から再就職活動を始めたという。「仕事はたくさんあると思います。ただ、何を探しているかによると思います。仕事によっては大学の学位を持っていないことが困難であることも認識しています。また、仕事によっては何年も経験が必要だとし、まだ仕事をしたことがないのに、どうやって経験を積めばいいんだろう?」と思うこともあると述べた。

 

フラレ・ジョブフェアには多くの雇用主が参加し、その中にはデュシットグアムが経営するホテルも含まれている。デュシット・グアムのリクルート・マネージャーであるアーニー・ベラスコは、「デュシタニ、デュシットビーチ、ザ・プラザ、ベイビューホテルのすべてのホテルで人材を探しています。私たちのブースには、60人以上の人が訪れ、応募書類を手に取ってくれました。30枚以上の応募書類と履歴書を受け取ったと思います。オンラインで応募することも可能です。質問があれば、いつでもお答えします」と語る。

 

この就職フェアでは、民間と政府の雇用主が一堂に会し、公衆衛生・社会福祉省(DPHSS)は、採用された人に給与を支払う新しいプログラムのメンバーを募集しました。

 

DPHSSの特別プロジェクト・コーディネーターは、「新しいプログラムとして公衆衛生アメリ・コープ・プログラムというものがあり、集中型コンタクトセンターの設立のメンバーを80名募集しようとしています」と語る。このプログラムは、サーブ・グアム委員会とパートナーシップを結び、同局の構成員との電話連絡のハブとして機能することになる。

 

このセンターはコミュニティに必要な情報、申請、紹介を提供できるようになるため、このハブに電話をかけてきたときに、そのサービスを提供できるように訓練される。80人のメンバー探しは好評だったという。このプログラムの良いところは、1年間勤めると奨学金がもらえるという。


仕事にはやりがいや
スキルアップを求めたい。

なんとも悩ましいですね。物価高を背景により良い待遇を求めて就職して数ヶ月で再び就活を始める人がいたり、わずか一年で奨学金を支給するプログラムを行政機関がでてきたり、まさに売り手市場。そこにはやりがいや人材育成というワードは出てきません。コロナからの回復を目指し、立て直しを図る企業には財政面に加え、人手不足が追い討ちをかけることが続きそうです。

 

この構図を俯瞰でみれば、やはりグアムがどのような産業ミクスチャーを目指すのか、優秀な人材をグアムで育成し、グアム暮らしの良さをいかに固めていくか、そのビジョンがあればビジネスリーダーもスタートアップも、そして就活する人の気持ちの拠り所になるように感じます。あと、数年たてばミリタリー関連の建築事業が一段落するでしょう。その時には、建設従事者の大移動が起こるのかしら?

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ グアム情報へこちらもポチッとお願いいたします。
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村ランキンングにも一応参加し始めした。

この記事をSNSでシェア!