2023年11月11日朝刊The Guam Daily Postより抜粋、要約

 

グアム政府観光局(GVB)は、日本の羽田からグアムへの新路線が就航することで、グアムへの訪問者数が増加することを期待していたが、米国運輸省(DOT)により、雲行きは暗くなった。

 

先月のGVB理事会では、ユナイテッド航空が12月1日から週5日グアムに就航するため、羽田の発着枠の割り当てを米国運輸省に申請したことが報告された。しかし木曜日、GVB副局長のジェリー・ペレス氏は、ユナイテッド航空の計画は頓挫したと述べた。

 

「思い起こせば、私たちはパンデミック前の40%に当たる64万人の到着を積極的に検討していました。しかし、台風マワールが直撃、年度ベースで見ると、マワールの影響で目標から5%ほど遅れています。運輸省がユナイテッドの申請を承認しなかったことに、私たちはがっかりしています」とペレス氏は語った。

 

その代わり、ハワイアン航空は発着枠を確保した。「ハワイアン航空はギリギリになって予約を開始した。ハワイアン航空が予約を開始したのは、ここ2、3日のことだったと思います。DOTは他の航空会社が使用する予定があるのに、未使用の発着枠を許可する習慣がないからです」とペレス氏。

 

GVBは羽田への希望を捨てていない、とGVB理事長は語った。DOTはハワイアン・エアに対し、「使わなければ失うことになる 」と言っている。DOTを相手にするとき、私たちは時として不利な立場に立たされることを理解しなければなりません。ハワイは上院議員が2人いる州です。ですから、グアムとハワイの間でこの戦いをするとき、私たちがどんなに優秀であっても、私たちは大きなハンディキャップを背負っているのです」とジョージ・チウ理事長は語った。

 

同理事長は、GVBは羽田路線についてユナイテッド航空に働きかけ、協力を続けていくと述べた。GVBは、羽田路線が日本からグアムへの旅行の利便性をもたらすと考え、羽田路線が日本でのマーケットシェアを1.5%向上させ、地元コミュニティに2860万ドルのインパクトをもたらすと推測。GVBは、グアムへの羽田路線就航により、20便の新規就航で月間3,540席、年間240便の新規就航で年間42,480席の座席が増加すると試算していた。


グアムを訪れる渡航者が
素晴らしい体験をできるように。

羽田ーグアム路線に期待していたのですが、4〜5日前にこの申請却下のニュースに触れ大変残念に思っていました。新規路線や増便も大切ですが、グアムを訪れた人たちが楽しい時間を過ごせるよう、アクティビティやレストラン、ホテルなどのサービスやキャパシティの向上を図るため人材不足への対応も急がれます。渡航者の増加とともに受け皿体制も随時改善され、みなさんに楽しい時間を過ごしていただきたいと思います。

 

 

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