2020年8月15日 The Guam Daily Post より抜粋、要約

 

グアム州知事は金曜日、グアム政府は400ドル/週の失業給付の上乗せ金を賄うために必要な2億4,000万ドル(75%の払い戻し分含む)がないと語った。上乗せ金がなくても、該当するグアムの労働者は12月までパンデミック失業給付で最高345ドル/週を受け取り続けると言った。

 

トランプの大統領令では州または準州が労働者1人あたりの週に400ドルの失業給付の25%にあたる100ドルをカバーする必要がある。つまり、グアムは約6,000万ドルを支払う必要がある。さらにアメリカ連邦負担の75%、つまり約1億8,000万ドルを前払いした後に連邦緊急事態管理庁の災害救援基金からの償還を求めなければならない、と知事は述べた。つまりグアム政府には2億4000万ドルの費用を準備する必要がある。

 

金曜日のグアム知事は記者会見で、新型コロナウィルス(COVID-19)の急増により日曜日にパンデミック指標 PCOR1(Pancamic Condition of Readiness)に戻ることを発表した。

 

金曜日の時点で追加された失業援助についてホワイトハウスからガイダンスはまだ発表されていない。「どの州でも実施されておらず、すべての州が実行する資金がないと」知事は言った。

 

グアム労働省の特別プロジェクトコーディネーターによれば、金曜日の時点で、グアムの失業数は35,666人に達している。金曜日の時点で、最初の申請は雇用主が報告した失業数よりも多い41,811人に達しました。この不一致は、グアム島外から提出された申し立てなどによるものという。

 

再びのパンデミック指標 PCOR1、精神的にキツイですね。この5ヵ月の苦労が水の泡、って気分ですね。少なくても回復に向かっている心持ちだけが頑張ろう気分を支えていたのに……。失業給付の見通しも暗く、企業向けの支援金も底をつき始める中での PCOR1への逆戻り。今後のビジネスや暮らしを考える上で決断を迫られる人もいるかもしれません。

 

昨日のグアムの新規感染者数25人、前の日が28人。米国疾病予防センター(CDC)がグアムを高リスク地域として渡航延期要請したというニュースをおしらせしたのが、ちょうど1週間前。グアムは即座にCDCに説明を求めていましたが、その後グアム知事、グアム副知事の陽性が確認されました。同時に日々の感染者数も増加し、ついにPCOR1発出。まるで坂を転げ落ちるような1週間でした。

 

 

来週からGUAMLOVERSのオフィスもクローズ。ローカル向けに開催したパンケーキプレゼントの応募期間が昨夜終了しました。50名限定でしたが、それを上回るご応募をいただきました。ありがとうございます。今回はみなさんに元気をお届けしたく、参加条件をクリアされている応募者全員にプレゼントいたします。ただ、商品の受け取りがPCOR1解除後となりますので、政府発表を待って追ってお知らせしますね。

 

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