2021年1月10日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアム知事は、学校が対面授業を再開する前にパンデミック指標PCOR1(Pancamic Condition of Readiness)を解除するか検討している。毎日CARスコアを監視し続け、できればPCOR2に移行するできることを願っているという。

 

COVIDエリアリスクスコア(CARスコア)とは、パンデミックの深刻度を追跡するために行政が使用している数値で、新規感染者の発生率、検査の有効性、感染拡大率などが考慮され数値化されている。

 

グアム知事は1月18日からの学校の対面授業を許可していますが、1月18日がマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの日であることから、ほとんどの学校は19日に再開することになる。対面授業の開始日を発表したグアム知事の執行命令によると、開校は CAR スコアとテストの陽性率が引き続き低いことが条件となっている。

 

グアムはCOVID-19が急増し始めた2020年8月16日から現在までPCOR1が続いている。新規感染者少ないため、徐々に制限を解除し、現在は15人までの集会を許可したり、レストランでの限定的な屋内飲食を許可している。PCOR 2へ移行すれば、さらに制限が解除される可能性もある。

 

しかし、グアム知事は住民に対して油断せずに社会的距離を置き、マスクを着用し、手を洗うなどを実行しウィルス感染拡散を防ぐ注意を促している。

 


トラベルバブル議論が進まなくとも
粘り強くアプローチは続けてね。

 

日本政府は首都圏に緊急事態宣言が出たことを受けて、1月13日から海外から帰国・入国するすべての人に対し、現地を出国する前の72時間以内に検査を受けたことを証明する書類の提出を求めることになったようです。さらに国内の空港に到着した際に検査も実施するということです。

 

証明書を提出できない場合は、検疫所が確保した宿泊施設でに3日目の滞在を要求し、その後改めて検査。接触確認アプリのダウンロードと位置情報の記録について誓約したうえで、入国後14日間は自宅などで待機するよう求めるということです。つまり、日本人であっても帰国の際には、72時間以内の陰性証明がないと、政府指定の場所に3日間滞在させられることになるようです。一年近く耐えてきて、一年前に戻ってしまったような状況ですね。

 

グアムがようやく落ち着きを取り戻した矢先に日本を含む世界ではコロナ感染者の急増が続いています。これではトラベルバブルの議論もなかなか進みそうにないでしょう。日本としてはオリンピックへ向けて、グアムにとってもなんとか春には動き出したいと願っていますが、状況が整うには今の感染拡大の波を乗り越えないと前進しそうにないですね。

 

しかし、それぞれの国では水面下でワクチン摂取で集団免疫を確立する時期や季節の移り変わりから一定の収束が予想される出口戦略のシュミレーションがあるはず。議論が今進まなくとも、しっかりとグアムの観光産業の主要マーケットに対してはアプローチを続け、時期がくれば待ちわびているグアムファンのみなさんをいち早く迎えられるよう準備を進めたいですね。私たちが都会の喧騒や日本で食べるお寿司が恋しくなるように、日本のみなさんもグアムの海や開放的な風土を懐かしく思ってくれているに違いないから。

 

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