2021年5月20日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

完全にワクチンを接種した旅行者のグアム到着時の検疫義務が解除されて以降、強制検疫のために使用されるホテルの利用数は減少しており、グアム政府は検疫施設と隔離施設の新たな入札を行う予定。わずか2日間で検疫を免除された旅行者は127名、ホテルとの契約により政府が負担していた約100室の客室が未使用となっている。

 

検疫施設や隔離施設の利用には、2021年1月現在だけでも約2,000万ドルの費用がかかっており、グアム政府はこれらの費用を連邦政府のパンデミック資金で賄っている。

 

現在、グアム政府と契約している検疫施設はタモンにあるデュシットビーチリゾートグアムとデュシットタニグアムリゾートで、隔離施設はベイビューホテルグアムを利用している。現在、検疫・隔離施設を提供しているこれらの業者も新しい募集に参加することができる。

 

グアム政府は米国食品医薬品局が認可したワクチン接種を完了している入島者は14日間の検疫を免除。ワクチンを完全に接種していない旅行者は、従来の最長14日間の検疫よりも短い10日間の政府検疫を受ける必要がある。また、COVID-19の感染者がいない、あるいは少ない地域からの渡航者は、政府の検疫を受けずに10日間の自宅での検疫を受けることができる。

 

COVID-19による入院患者数が8名に、
ワクチン接種数はさらに増加

 

2021年5月20日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

水曜日、COVID-19の入院患者数は先週木曜日の4人から8人に倍増している。グアム・メモリアル病院にはCOVID-19の患者が7名おり、そのうち1名は集中治療室で人工呼吸器を使用。グアム・リージョナル・メディカル・シティには1名の患者がいる。

 

グアムが目指す集団免疫を獲得するための人数は約109,000人。水曜日の時点で、76,513人が少なくとも1回目の接種を受けている。完全に接種した人は73,647人。

 

一方、水曜には前日にPCR検査をした480人のうち、新たに9人の新規陽性者が、火曜日には778人のうち、新たに6人の新規陽性者が確認された。月曜日は821人の検査対象者のうち12人が新規陽性者となった。この数日間の陽性率は約1.34%。最近の陽性者の中には消防士が2人いる。

 

グアム消防局で2例
グアム消防局の発表によると、今回の検査は、体調不良を申し出たことで判明。1人の消防士はインフルエンザのような症状があり、もう一人の消防士は、濃厚接触者であった。消防局の同僚は検査結果が出るまで全員隔離されている。さらにオフィススペース、共有スペース、車両の徹底的な除染が完了したとしている。


“コロナにかかりました証明書”の
入手方法教えてください。

 

今日もコロナ関連記事を二つ紹介しました。新聞記事というのはいつもすべての疑問を解消してくれません。さらなる疑問が湧いてくることや驚きの事実をしってしまうことも度々です。

 

ワクチン接種完了者の検疫免除が発表された時、すでに新型コロナに感染した人も検疫を免除されるということでしたが、どこでそんな証明書を入手できるのか追って詳細が記事になるか注意して見てきましたが、いつのまにか触れられることも無くなってしまいました。抗体検査結果でいいのかな? 日本のニュースも気にして見ていますが、コロナ感染証明書なんて聞いたこともありませんよね。

 

二つ目の記事では依然、毎日10人前後の新規陽性者が続いていることを伝えています。一見少なそうに見える数ですが、実は多くの都市で緊急事態宣言下にある日本とあまりかわらない状況のようです。このところの日本の1日の新規養成者は5,800人程度。人口に占める新規陽性者の数をグアムの人口に当てはめてみると7〜8人という計算になりました。つまり日本とグアムの状況は似たような状態ということになります。

 

さらに消防士さんでさえ、体調不良を申し出るまでPCR検査しないんだということを初めて知りました。また、近親者にコロナ陽性者がでても隔離とかせずに勤務できるということのようですね…..怖い。医療関係者や消防士などこそ定期的なPCR検査が必要だと思うのですが……..。

 

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