投稿:2021年7月27日

 

世界で一番大きい果実としてギネスにも認定されているのに、グアムでは南国のフルーツとしてあまり話題に上らないジャックフルーツ。波羅蜜(パラミツ)が正式名称で 英名「ジャックフルーツ」と呼ぶようです。

 

クワ科の一種で、世界の熱帯地域で栽培されています。尖った外皮で、色は緑または黄色。(熟してくると黄色になる?) 一般的に味は、りんご、パイナップル、マンゴー、バナナの組み合わせたような味。まさにミックスフルーツのような味?)今回は右の黄色く熟した方を解体しました。

 

日本では長年輸入が禁止されていたのですが、昨年2020年に輸入解禁になり、日本でも想像がつかない味?として話題のフルーツ。

 

いつもたか〜いところに実り、気がついたら地面に落ちて熟した果実が口に入ることはなかったのですが。。。今回はこのように「早く受け取って〜」といっているようです。

庭にたわわに実っているのに長年放置されてきたジャックフルーツですが、今回はこの「無視するな〜」と言わんばかりにの目の前に大きなジャックフルーツを解体から、実際に調理したものも合わせてご紹介しちゃいます!

 

解体してわかったのはなんだかエキゾチックでとっても不思議なフルーツ。
では解体から、食べ方色々。。。ジャックフルーツ解体は初めてというママさん4人の悪戦苦闘の様子をどうぞ〜

 

1)ジャックフルーツ解体

ベジタリアンやビーガンなどの間では、代替えミートとして数年前から注目のジャックフルーツ。
そして種まで食べれるとのことですから解体もワクワクです。
そして肝心なのフルーツ部分、
さてフルーツとしてのジャックフルーツはどんなお味??

 

解体って。。。大げさな?と最初は思っておりました。が!Youtubeなどで食べ方を調べると大きいだけではなく、まずはフルーツ部分とそれ以外、そしてフルーツ部分の中のタネを取り分けるというまさに解体さながらの作業でした。

まずは、縦に2つに切り分けます。

 

ちなみにこちらが二つに分けたジャックフルーツ、サイズは(35cm x 20cm)

「ん〜この匂い」開いた瞬間に、独特の匂いがします。なんと表していいか解らない、日本のフルーツにはない香りです。ドリアンに似てる?でも嫌な匂いじゃないですよ〜

すでに黒くなっている部分は、捨てます〜🔪
ありもいっぱい、でもそれは熟して甘いからなんですって!

真ん中の白い部分は、ネバネバしていて木工ボンドのようなのですが、思っていたほどでもありませんでした。解体に使用した包丁についたネバネバを洗い流すの大変でした。(後で判明、ココナッツオイルで落とせば簡単!)

 

2)フルーツ部分

 

歯ごたえがあって甘みもあります。癖になる味、そして意外に日持ちします。解体から4、5日後でも大丈夫!

 

さこて解体後はそれぞれを試食しています。
外皮が緑のままだと、フルーツの部分はあまり熟していなくで甘みはあまりないのですが、このくらい黄色くなっている(一番上の写真の右側のジャックフルーツ)とフルーツとしても十分に甘みがあります。

「果実部分と繊維部分と分けて、タネをを取り出す」の作業をしているとついついフルーツのところを食べてしまします。(癖になります

熟していないと果実部分の黄色味が薄くいのですが、少し早く解体してしまった時は、炒めて味付けして食べましょう〜
タコスやバーガーには熟していない果実をBBQソースなどて炒めてお肉の代わりにしてください!

そのまま食べてもいいのですが、なんせこの量ですがから、4人で分けてもまだ大量にあります。夜もサラダのトッピングにしていただきました。味もあまり主張しないのでパクパク食べられちゃいます。

朝ヨーグルトを食べる方には是非一緒に食べてもらいたい!
個人的にはこの食べ方が一番お気に入りです。歯ごたえもあるし、甘すぎず癖になります。

 

3)タコスやバーガーとして食べる部分(と思っていたのですが。。。。)

 

 

 

なんとここは、アメリカではベジタリアン向けの代替えミートとして食べる部分と思っていたのですが、違いました〜

代替えミートとして食べる部分はフルーツ部分が熟れる前に細かく刻んで、煮込むようです。
鶏肉や豚肉の食感と似ているということで、フルーツ部分が代替えミートになるんですね。

 

さて、初めて尽くしのジャックフルーツ解体。そうとは知らずに、このフルーツ部分を覆っていた白い繊維部分をBBQソースで炒めてみました。

炒めながらどうも一度煮詰めるらしいということがわかりましたが時すでに遅し、炒め始めていましたのでとりあえず挟んで食べてみました。

さきいかのような硬いものがBBQソース味になったハンバーガ〜🍔。
消化するのかしら?と心配になりましたが、とりあえず火も通っていますし、誰もお腹壊していないので大丈夫です!!!
見た目は悪くないよね!

 

 

ローカルの方に聞くとこの部分は捨てちゃうらしいのです。
え〜〜〜〜!捨てちゃう部分を食べてたの〜???(と後日談)

捨てるところがないと信じて解体していましたからね。
でもあんなに頑張ったんですもの、食べましたよ!
やはりスープなどに入れて食べる方もいるようです。中華スープなど合いそうです。
基本の和風の味付けで、ナメタケみたいなものもできましたよ!

とりあえず、柔らかく煮たら、後の味付けは自由自在です。茹でてる時に独特の匂いがします。佃煮のように甘辛く煮てみましたが、これがおいし〜。

 

缶詰やパック詰め、ドライフルーツチップスなどもオンラインで見つけることができたのに、グアムのスーパーでは見かけません。。。。残念!
でもお諦めたくないので早速オンラインでオーダーしてみました。

 

4)種の食べ方

 

さて残るは、種です!
大きいよね〜これが食べれるようになるのかしら?
空豆みたいな大きさです。これは失敗できませんのでしっかり茹でます!
何度か茹でこぼしもしてしっかり茹でます。だいたい30分くらいでしょうか?
硬かった豆がなんとお芋のようになります。渋皮もしっかり剥いていただくことをお勧めします。残ると渋みが舌の残ります。

 

 

まずはそのまま塩バター〜。うーん普通。残った渋皮もついているのでと渋みが舌に残ります。

 

タネというよりお豆、ホクホクです。

まだ諦められません。次には潰してお団子風に、バーターで焼いてみました。なんだかお芋のような栗のような?

 

 

そして最後はスイーツにもしてみました。ゆでたてのタネを細かく潰して分量の約15%くらいのお砂糖を素早く混ぜてラップに包んで、少し冷やします。

 

 

うーんこれがママさんたち、いちばんのお気に入りかもです!
少し和菓子っぽくなりました!

 

5)ジャックフルーツを無駄なく食べるのは、気合いが必要!

さて気になる栄養面ですが

栄養面では、ビタミン、ミネラル、植物栄養素、炭水化物、電解質、繊維、脂肪、たんぱく質を豊富に含んでいるジャックフルーツ。コレステロールや飽和脂肪も含んでおらず、最近は「スーパーフード」として注目されています。

抗酸化物質が豊富で、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが含まれてとっても健康的なフルーツです
ジャックフルーツの葉の抽出物が空腹時血糖値の低下に役立ち、長期的な血糖コントロールしてくれるようです。

 

ジャックフルーツ解体するときは人が多い時にしましょうね〜
一人で全部は食べきれない!
そして解体は途中でやめられないもの。ということで、4人で解体していろんな食べ方を試してみた結果、ジャックフルーツを食べるのは気合いが必要!ということでした。

 

う〜それにしても種が栗みたいで美味しかったです!今度はポテトサラダみたいにして食べようかなぁ〜

 

缶詰やパック詰め、ドライフルーツチップスなどもオンラインで見つけることができたのに、グアムのスーパーでは見かけません。。。。残念!
でもお諦めたくないので早速オンラインでオーダーしてみました。

 

到着したらまたジャックフルーツ第2弾をお知らせいたしま〜す!!

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