2021年12月24日朝刊PNCより翻訳、抜粋、要約

 

グアムの企業にとってこれ以上ない幸せなクリスマスとなりそうだ。空母USSカールビンソンがグアムに戻り、乗組員がグアムで過ごすと予想されている。数週間前、グアム政府観光局(GVB)の会合でアメリカ海軍の主要艦艇がグアムに寄港することが話題になり、観光関連企業は実現することを願っていた。米海軍はいつものように軍事機密上の理由から明確にはしなかったが、グアム商工会議所は空母USSカールビンソンがグアムでクリスマスを過ごすことを確認した。グアム滞在は12月28日までの予定で、約5,000人の船員がグアムで休養とレクリエーションを過ごし、一度に3分の2の乗組員が自由行動となる予定。

 

空母USSカールビンソンは、11月30日にフィリピン海での9日間の多国間年次演習でオーストラリア、カナダ、ドイツ、日本の海軍部隊と合流、今回フィリピン海からグアムに戻ってきた。空母USSカールビンソンは、米国防総省の中で最も高い予防接種率を誇り、前回来島した際にはワクチン接種を受けた船員のみが基地外での自由行動を許可された。すべての乗組員はマスク着用や社会的距離など、NBGと地元グアム政府のCOVID-19ガイドラインを常に遵守している。

今日はクリスマスイブ
隔離回避の滑り込み入国期限

「グアムの企業にとってこれ以上ない幸せなクリスマス」なんて表現されるのは、やはり多くの人にとって、観光業はホテルや飲食店しか思い浮かばないのでしょう。そして今朝まで、全米が日本入国の隔離対象となったニュースはローカル紙ではみかけません。そういえばこのひと月ほど韓国で医療崩壊寸前の大きな感染の波があることも、団体キャンセルが一度報じられただけで、それ以外見かけることはありませんでした。こうして観光業再開時期が再び不透明になっていることをローカルは知ることなく、2022年こそは、と新しい年を迎えるのかもしれません。

 

昨日は年末帰国予定をしていたグアム在住邦人の方が隔離回避のために予定を今日に変更したり、PCR検査に追われていたようです。明日以降に日本到着となれば、成田到着後に6~8時間待たされ、その後に日本各地の施設に移動させられ3日間ホテル隔離となる負担をを考えると今日中に自宅まで帰りたいと思いますよね。今日はクリスマスイブ、複雑な気分ですが、みなさんが大切な人と過ごせる素敵なホリデーになりますよう願っています。

 

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