2022年11月26日朝刊The GUAM Daily Postより翻訳、抜粋、要約

ブラックフライデーの買い物客は、お金の使い方に少し慎重になっているよう。アンバー・ヘンリクセンさんは、ブラックフライデーが来る前に、買い物に最適な場所をリサーチをしていたと言う。「この日最初に訪れたのはアガナショッピングセンター。たくさんセールをやっていたので、もうここでクリスマスプレゼントを全部探しています。今年は予算がないんです。他のお店も見てみたんですが、今閉店しているんです」とヘンリクセンさんは言う。

 

今年は、多くのブラックフライデーの買い物客と同様、グアムの物価が高いため、予算が厳しいと答える人が多い。グアム商工会議所によると、グアムのインフレ率は現在7.7%。統計計画局によるグアム消費者物価指数2022年第2四半期報告書によると、生活費は2022年第1四半期より3.2%の上昇を示した。

 

“All Items Less Food Index “は2022年第1四半期と比較して4.2%、エネルギーは11.8%、All Items Less Food and Energy (core) Indexは1.6%、Commodities Less Foodは0.8%、サービスは6.2%増加している。ドルの購買力は基準年の1996年と比較すると、今期は0.01ドル減少して0.46ドルになった。つまり、今日の経済では、ドルの価値は昔ほど強くないということです。もし、1ドルが96年と同じ力を持っているとしたら、今日のドルの価値は約1.81ドルに相当する。

 

地元の中小企業の経営者たちも、この一年で最大のセールイベントに大きな期待を寄せていた。アガナショッピングセンターにあるプリティ・リトル・シングのオーナー、キャンディ・エシジャンさんは「通常の営業日の5割増しの来店を期待していたのですが…。今はまだゆっくりしているので、おそらく最初に大きな店を回って、それからモールを回り始めるのでしょう。エキサイティングな反面、ストレスも多いです。在庫がきちんとあるか、お客さまに満足していただけるか、確認しなければなりません。生活費が上がり、ドルの価値が下がる中、ブラックフライデーの買い物客を惹きつけ、なおかつ利益が出るようにしなければなりません。お客さまのためにできるだけ安くし、かつ利益を出す。その境界線を作ることで、Win-Winの状況を実現するのです」とエシジャンさんは話す。


心から楽しめないブラックフライデー、
そしてホリデーシーズン。

 

多くの人が経済的な影響を受けている今年のブラックフライデーは、例年ほどの盛り上がりはなかったのかもしれませんね。経済的心配がないのはミリタリーと公務員ぐらいかも……..。グアムラバーズはTギャラリアにエリアを設け販売をスタートしています。駐車場サイドの入り口から入り、階段を降りてまっすぐ行った一番奥のエリアで少しわかりにくいかもしれませんが、是非お立ち寄りください。

 

街は少しずつクリスマスデコレーションが整いつつあります。昨夜は仕事帰りに久しぶりのハッピーアワー。ビーチフロントのバーも結構空いていて、拍子抜け。誰もがウキウキ気分になるこの季節、例年ならどこも人で溢れているはずなのですが、このあたりにも物価高、観光業の低迷の影響がありそうです。

 

 

 

 

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