2023年1月18日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

ユナイテッド航空が主催した2日間のキャリアフェアの初日、ハイアットリージェンシーグアムには、数百人の応募者が集まった。あまりの多さにユナイテッド航空会社は、このフェアを1日延長し、木曜日の午前8時から、コロラド州デンバーのハブ空港で働く住民にも採用のチャンスを与える予定にしている。

 

フェアの延長
「私たちは木曜日まで3日目を延長するつもりです。今回の反応を考えると、ここにいることに本当に興奮します」と、このイベントのためにグアム島を訪れたユナイテッド航空のデンバーハブ担当副社長、マット・ミラー氏は言う。

 

デンバーはユナイテッドが米国本土に持つ7つのハブ空港の一つで、従業員約9,000人がいる。ユナイテッド航空はデンバー市最大の民間雇用主で、2022年にはランプエージェント従業員の初任給を時給20ドル近くに引き上げた。「特にランプサービスの従業員を募集していますが、デンバーでは他にも技術者、航空機整備、GSEグループなどの求人募集があります。今年、すべてのワークグループにわたって1,800人の雇用を増やす予定です。デンバーは、私たちのネットワークの中で最も急速に成長しているハブであり、今後数年にわたり、さらに成長し続けることが期待されています」と述べた。

 

デンバーの求人情報
先週、ユナイテッド航空はコロラド州デンバーにあるハブ空港で、ランプサービス、航空機技術者、施設メンテナンス技術者、ストアキーパーなど、さまざまな部門にわたる1,800以上の空きを埋めるキャリアフェアを開催すると発表した。居住者であることを証明し、面接とクリアランスプロセスに成功した場合、航空会社は居住者に25,000ドルの移転奨励金を提供し、奨励金を受け取るには1年間のコミットメントが必要。

 

「この奨励金は、引越しと地域社会への定着にかかる一時的な費用を支援するためのものです。ユナイテッド航空がサービスを提供する他の地域にも移動したいと思うようになってほしいのです。グアムを故郷とし、ユナイテッドを家族と呼ぶ次の世代の従業員を採用することは、私たちにとって大きな喜びです」と言う。

 

マンギラオの元住民で、現在はユナイテッド航空のデンバー駐在トレーナーとして4年以上働いているエリック・アルカンタラ氏は、月曜日のイベントに参加し、「なんと言っても、ユナイテッドが私の人生を変えてくれました。一生に一度は見てみたいと願うようなことをしたり、見たりすることができました」と説明し、イギリスやドイツなどを旅行することができたと誇らしげに付け加えた。また、「異なる文化や人々について多くを学ぶことは、私にとって財産です。そして、さまざまな分野の人たちとのネットワークやコミュニティーのあり方について、本当に多くのことを教えてくれました」と述べた。

 


潮流は中国からインドの時代へ、
グアムが考えること、個人が考えること。

 

大変な反響があったということは、現在の雇用内容に満足していない人が多いのでしょう。アメリカ本土に行きたいとか、年収をあげたいとか、チャンスを掴む足掛かりにしたいとか、理由はいろいろでしょう。それぞれが充実した人生を送る大切な要素であるやりがいのある仕事が見つかることを願っていますが、応募者の志望動機からグアムの抱える問題を解決する糸口が掴めるのではと思います。

 

この数日、インドが中国の人口を抜いたとか、低水準となった中国のGDP、そしてスイスで始まったダボス会議で存在感を増すインド。世界は中国の時代からインドの時代に移りつつあるのかも知れません。そういえばGOOGLEとオンラインでミーティングしても相手は大概インド形と思われるアクセント、英語で技術的なことを話していること自体わかりづらいのに、輪をかけて聞き取りにくいインドアクセント。こんなことからもインド勢のIT業界での進出は世界規模です。

 

世界は目まぐるしく変化しています。それぞれのスキルをどの分野で磨くか、リスキリングをどの分野で行うのか、自分の年齢と現役年齢を頭に入れて将来性のある分野で新たな挑戦をすること考慮に入れる必要がありそうです。

 

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