我が家では時々特大サイズが生まれます
2023年1月25日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約
グアムの卵の価格高騰は、家計を圧迫しています。「大」卵1ダースが7.29ドル、「特大」卵18個のトレイが9.99ドルにもなり、卵の購入を完全にスキップするようになっています。これは卵1個あたり56セントから61セントに相当、昨年は、グアムの住民は12個の大きな卵を5ドル強で買うことができた。
ペイレス・スーパーマーケット最高人事のルイーズ・ムナ氏とグアム統計計画局副局長のマシュー・サントス氏によると、グアムが輸入卵のほとんどを調達している米国で2022年2月に始まった鳥インフルエンザ（鳥インフルエンザ）が、グアムの卵価格高騰の主因となっているとのこと。
「残念ながら、これは私たちの手に負えないことなのです。鳥インフルエンザが価格高騰の主な原因であり、感染した鶏を屠殺する必要があるため、我々の供給に影響を与えています」と述べ、ペイレススーパーマーケットでは全国の供給不足の中、棚をいっぱいにするために最善を尽くしてきたと付け加えた。
鳥インフルエンザ
2022年、米国史上最悪の鳥インフルエンザが発生し、採卵鶏約6,000万羽が死亡した。養鶏場は回復しつつあるものの、卵を産む鶏の数は減っていると専門家は述べている。卵の値段が上がっている他の要因は、鶏の飼料のコスト上昇と、卵の輸送や出荷にかかるガソリン価格の上昇。
「卵は金持ちの食べ物になりつつあります。卵の値段が上がり始めてから、買うのを避けてきました。自分たちで鶏を飼い始めるべきかもしれませんね」とデデドのドゥエナスさんは、卵抜きの買い物をした後に話す。
卵は購入する場所によって値段が様々。例えば、月曜日の時点では、調査した店舗の多くは、大玉卵1ダースを$6.99から$7.99で販売していた。ペイレススーパーマーケットでは、大玉卵1ダースが$7.29、特大卵は1ダース$7.49で販売されている。
他の数店舗では、大きな卵1ダースを5.79ドルで販売するところがあり、3人の子供の母親であるマリーさんは、最も手頃な価格で提供する店舗に行くようにしていると話す。さらに「卵は栄養価の高いものとして家族の朝食に欠かせないものだから、買わないわけにはいかないのです。子供たちも食べ物の大切さを知っているので、食事で無駄になるものはありません」と述べた。
食品も値上がりしている中でも卵の価格高騰は際立っている。2022年7～9月のグアムの消費者物価指数報告で、卵の価格は前年比42.2％上昇した最も価格が跳ね上がった食料品である。まだ2022年10-12月期のCPIレポートは発表していないが、現在のグアムの卵の価格は反映されないだろう。
カマチョさんは、「卵の価格が急激に上がったことは非常に目立つが、卵は良質なタンパク源なので、完全に買うのをやめるのは簡単ではありません。ガソリン代が上がっても、ボイコットできないのと同じです。だから、卵を買って、最善を尽くします」と話す。
マイテのパトリック・タラベラさんは、「卵を買うのをやめた」と言い、卵の値段が上がり続けるようなら「別のタンパク源を見つけたい」と話していた。
低価格の卵
Familian K Farm のオーナー、Jay Quinata 氏によると、輸入卵以外の選択肢もあるそうです。同社のファミリービジネスでは、地元で育った鶏の卵を 1 ダース 5.25 ドル、トレイ 30 個入りで 12.50 ドルで販売している。また、60～70個の卵が入ったバスケットを30ドル、詰め替え用を25ドルで販売しているとのこと。
「非遺伝子組み換えの卵を販売し、鶏にはココナッツ、パパイヤ、バナナ、地元の果物、大麦の加工品を与えています」とQuinata氏は言い、Familian K Farmは島内の少なくとも3店舗に卵を供給し、それらの店舗もある程度の利益を得ているが、輸入卵に比べ低価格で販売できるようになっている、と付け加えました。また彼は毎週日曜日の朝、デデドの朝市で卵を売っているが、すぐに売り切れてしまうので、早めにきてください」と付け加えた。屋台を出す前に、お客さんが来てトラックに積んだまま売ることもあるという。
労力をかけないとなかなか
節約にはつながらないようです。
物価の優等生と言われてきた卵は日本でも高騰しているようです。我が家では鶏を飼育しているのですが餌代の高騰は凄まじく、少し高くてもスーパーで買った方がいいのではと思うほどです。
記事でコメントされている方はココナツやパパイヤなどを餌として与えているようなのでコストを抑えられるでしょうが、本業でない限りそこまで手間をかける時間もないのでついつい買ってきた餌を与えるだけ。すると結局は高くついているような……。卵に限らず、家畜全般の餌の高騰が食品価格を底上げしているのはグアムも日本も同じ、鳥インフルが収まっても以前の価格には戻らないかもしれませんね。
日本は大寒波の真っ只中、国際便のフライトは飛んでいるようですが、国内線のフライトや鉄道、高速道路には影響が出ているようですね。この寒波、明日いっぱいは続きそうなので、気をつけてください。
ランキンングにも一応参加し始めした。
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