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2023年1月26日朝刊The Guam Daily Postより抜粋、要約

 

数十年前の事件解決をさらに支援するグアム警察の施設が完成した。グレゴリオ・G・ペレス犯罪研究所は、水曜日の朝、マンギラオのグアム・コミュニティ・カレッジ(GCC)のキャンパスで、公式に公開された。GCCのメアリー・オカダ学長によると、テープカットセレモニーには、数人の高官が出席し、何年もかけて作られたこの施設を初めて目にしたと述べた。

 

このイベントには、グアム警察署長のスティーブン・イグナシオ氏が登壇し、新しい犯罪研究所ができたことで、GPDはDNA鑑定に2年間も待つ必要がなくなったと述べた。

 

「この建物がグアムにとって意味するのは希望です。未解決の殺人事件の遺族やレイプの被害者に希望となる。DNA鑑定を島外に出すと、結果が出るまで8カ月から24カ月も待たされましたが、これからは地元で鑑定ができるようになるのです」とイグナシオ氏は述べた。

 

また、DNAは新しい指紋だとし、DNA分析の技術は、何十年も手つかずだった事件の解決に役立っている。警察署長は、2022年1月にグアム・デイリーポストに、81件の殺人を含め、1973年までさかのぼる103件の未解決事件があるとしている。

 

グアム知事は、この研究所が “法の天秤を正義に傾ける “ための鍵になるとし、「あまりにも多くの家族が、法廷での証拠不十分によって痛みを感じている 。私たちの裏庭には、犯罪の恐怖があることを私たちは知っています」と述べた。

 

犯罪ラボの資金調達に協力した特別ゲストの一人、米国内務省の島嶼・国際問題担当次官補のカルメン・カンターは、このラボを 「グアム、地域、国にとって素晴らしい投資」と語った。


島民の健康や治安を守るための
研究や検査機関の設立は大歓迎

DNAだけでなく、コロナ禍のゲノム分析、さらにはさまざまな病気の病理検査など、グアムではできない検査分析は多々あります。初動の遅れは病気の進行や犯罪の解決に大きな影響を与えるでしょうから、これらの検査機関は非常に大切です。このほかにもさまざまな研究期間ができ、また、高度な技術を身につけた人の活躍の場が広がることを願います。

 

話は変わりますが、日本の寒波の影響かグアムの海は大荒れのようです。イルカウォッチングの船やビーチアクティビティも相次いでキャンセル。穏やかな海が早く戻ってきて欲しいですね。

 

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