2023年2月21日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

今日は「国際言語デー」。この祝日はバングラデシュのイニシアチブで1999年にユネスコの承認を受け、2000年から国際言語デーが実施されている。ユネスコには文化や言語の多様性は、持続可能な社会にとって重要であるとしている。ユネスコは文化や言語の違いを守ることが寛容さと他者への敬意を育むと信じている。

 

母国語以外を話す人にとって、他の言語を話すということは、単に他の人とコミュニケーションをとることができるということ以上の意味がある。言語は特定の文化への扉を開いてくれる。

 

ユネスコによれば、言語の多様性はますます脅かされ、ますます多くの言語が消滅しているという。世界人口の約40%は、自分が話したり理解できる言語でのいかなる形の教育にもアクセスできていない。言語が消滅の危機に瀕しており、子供たちがネイティブに話さない言語は消滅したとみなされる。

 

この懸念は、ここグアムにも当てはまる。その最大の要因は、何世紀にもわたる植民地化。1917年、アメリカ海軍は学校や公共の場でのチャモロ語を禁止した。第二次世界大戦後、子供たちは将来のチャンスを狭めるかもしれないという理由で、チャモロ語を学ぶことを許された。現代では、学校でチャモロ語が教えられている。

 

また、2005年にアンナ・マリア・アルセオ氏が設立したチーフフラオアカデミーは、グアムで初めての「完全没入型」のチャモロ語教育プログラムとなった。このアカデミーの使命は、チャモロ語の使用率を高めること。

 

今年の国際言語デーのテーマは、「多言語教育-教育を変えるために必要なこと」。これは、非主流言語である少数民族の言語や先住民の言語に対する多言語教育へのアクセスについて、認識を広めることを目的としている。

 

アルセオ氏が確立アカデミーは、チャモロ語を保存し、生き続けるための大きな

一歩となっている。なぜなら、彼らは私たちに話し方や書き方を教えるだけでなく、チャモロ語を存続させるために戦っているから。


待望の海外旅行を楽しんでもらうために
今グアムがすべきこと、できること。

 

軍事演習と旅行者の回復傾向、観光産業の人材不足とトレーニング不足、不安定な天候、グアムは今コロナ以降初めてのドタバタの渦中にあるようです。観光業全体を温存するための支援不足の皺寄せをなんとかカバーしようとしている状態のようです。3月後半には日本からのフライトが大幅に増便されることが決まり、このままではどうなるのか心配になります。順調な回復を目指すのであれば、実情に目を向けた対応、支援が急務です。

 

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