グアムの朝刊(2023.2.22)：JALは3月18日から運航開始、1月の到着客はCOVID後過去最高の56,683人に

2023年2月22日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

グアムの1月の入国者数は56,683人となり、COVID-19パンデミック開始以来の月間最高記録を更新した。3月18日から8月31日までの日本航空(JAL)の定期便が加われた9000席以上増加する見込み。日本旅行業協会が最近グアム関係者に伝えたところによると、JALは春にはパンデミック前の定期便を再開する見込みだという。

一方、2月の到着客は、2023年のコープノース軍事演習による来島もあり期待できる数字になるだろうと、グアム政府観光局(GVB)職員は語った。日本、韓国、その他のソースマーケットではパンデミックによる旅行制限がさらに緩和され、3月26日以降ユナイテッド航空のフライトが増便される。

2023年1月の5万6000人は、パンデミック開始以来の最高値を記録。また、グアムでは、訪問者の滞在日数が平均3日から現在は平均4日と、わずかに伸びている。2020年以降は改善されたものの、1月の入国者数は、パンデミック前のグアムの月間平均入国者数の約40％に過ぎない。

韓国人がリード
韓国からの入国者はグアムの観光回復をリードしており、1月の総入国者数の約70％、39,633人が韓国からの入国者だった。日本からの入国者数は、1月が4,806人で、前年同月は1,125人。GVBの日本市場マーケティングマネージャー、レジーナ・ネドリック氏によると、JALが3、4、5、7、8月に合計9,154席の定期便を復活させれば、ユナイテッド航空の増便もあり、この数字は増える見込みだという。

「グアムの座席が増えることは、我々にとって大きなニュースです。現在、5月、6月、7月、そして今年の残りの期間に向けて計画段階に入っています」とネドリック氏。

済州航空は12月から日本からのチャーター便を予定しており、日本航空の定期便は春に復活する見込み。最近グアムで開催されたJATAの理事会では、グアムが韓国、台湾と並んで日本のアウトバウンド旅行の3つの優先目的地の一つであることを島の関係者と共有した。

日本政府は、5月8日からCOVID-19を通常のインフルエンザと同様のレベルに再分類する。「これは、学生旅行、団体旅行、会議、報奨旅行、展示会などの機会を提供できるようになるため、良いメッセージである」とGVB関係者は述べた。

1月の入国者数は、1年前のわずか9,060人から526％近く急増し、12月の55,540人を少し上回った。GVBの2023年1月の速報データでも、ハワイや米国からの到着者数は7,233人で、一昨年は5,096人であった。台湾からの到着は2022年1月の21人から2023年1月の850人に、フィリピンからの到着は277人から1192人に、中国は17人から104人となった。

GVBによると、1月の訪問者の45.7％がグアム初訪問者で、旅行者の平均人数は3人から4人だった。グアムへの旅行理由は、「観光・休暇」が68.9％と最も多く、次いで「政府・軍関係の仕事」が3.4％となっている。

2023年度の月別入国者数GVB速報値
2022年10月：40,934人
2022年11月：39,852人
2022年12月：55,540人
2023年1月：56,683人
GVBは2023年度の入国者数を67万人と予想しており、これはパンデミック前の2019年度に記録した160万人の約41%に相当する。

またJALの定期便が春に戻っているようなニュアンスだったので、関連記事を探しました。現在発表されているスケジュールは下記の内容でした。春休み、ゴールデンウィーク、夏休みをカバーするスケジュールのようですので、本日の記事内容は誤解を招いてしまうかも…….。JALの大型休暇に合わせた運航計画は喜ばしく、大歓迎です。本格的な通年定期便スケジュールが発表されることを期待しています。

ユナイテッドの3月26日以降の日本からのフライト増便スケジュールはこちら。日本の4都市へ毎日アクセスできるようになり、とっても便利です。

 

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