2023年2月23日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアム行動保健ウェルネスセンター(GBHWC)は、コミュニティ・コネクト・ラボと共同で、精神保健サービスを求める人々をつなぐため、スマート・ショートメッセージ・システムという試験的プログラムを開始したと発表した。このSMSサービスは、GBHWCが健康ニーズに対応する能力を強化することを目的としている。

 

「このシステムが完全に導入されれば、ユーザーとの関係が強化され、来院しない人が減り、薬についての注意を促し、プライバシーを保護する双方向の機能が実現します」と述べている。

 

パイロットプロジェクトの第一段階は、16歳から25歳までの10代の若者を対象にサービスを提供。GBHWCのProject Tulaikaで2月7日に開始され、テキストメッセージは、英語、チャモロ語、タガログ語、チューク語、ポンペイ語で提供される。GBHWCはProject Tulaikaの参加者数を明らかにしていないが、SMSの開始以来、30.77%のオプトイン率があることが指摘されている。

 

現在、第2段階として予約のリマインダーを実施する準備が整っている。「ケアの継続性とサポートの向上をもたらし、ノーショー率を下げ、オープンなコミュニケーションを促進するのに役立ちます」と、同機関はリリースで述べている。

 

GBHWCは、GTA、ドコモ・パシフィック、IT&Eの通信事業者3社と協力し、プロバイダーは提供するサービスに関連する料金を免除することに同意した。つまり、このサービスを利用するための費用は一切かからない。

 

GBHWCのテレサ・アリオラ(Theresa Arriola)所長は、「私たちのスタッフが業務効率のレベルを向上し、消費者がより便利な支援や情報を受け取ることを楽しみにしています」と述べた。コミュニティ・コネクト・ラボには、米国司法省のコロナウイルス緊急支援補助金により、281,000ドルの補助金が交付されている。


病とうまく付き合いながら
社会で活躍する道筋まで
整っているのかな?

 

うつ病や自閉スペクトラム症、統合失調症など、発達障害や精神疾患についての研究が進んでいるようです。医学的側面からの原因解明や治療法に期待しますが、子供の成長や環境改善で病を自らコントロールする方法を知り、実践トレーニングすることが大切だと自らの経験から思います。

 

そして、病をコントロールしながら社会の一員として活動するまでの道筋をつけるスキルや教育の支援などの必要性と継続的な見守り支援の必要性を強く感じます。GBHWCの具体的な活動内容は知りませんが、SMSサービスを導入は繋がりの部分ですから、その後の長い支援体制が整っていることを願います。ただ、この分野に興味がある学生のインターンなどの受け入れには消極的な印象を受けた経験があるので、たぶん充実した人材や体制は充実しているのでしょう………?

 

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