2023年3月1日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアムは連邦政府の超党派インフラストラクチャー法から、24億ドルを受け取ることになる。米国環境保護庁(EPA)は金曜日、この連邦資金は本年度のクリーンウォーター・ステート・リボルビング・ファンドを通じて送られると発表した。米国環境保護庁のマイケル・リーガン長官によると、この法律は、全米の重要な上下水道インフラの再生に向けた前例のない投資であるとしている。

 

グアムの飲料水、廃水、雨水のインフラは、このプロジェクトに含まれる。グアム水道局(GWA)によると、米国EPAが発表した資金源から約900万ドルがグアムへ送られる予定。GWAのEPA補助金資金は、グアムEPAとGWAが共同で作成し、米国EPAが承認した優先順位リストに基づいて使用されることが条件となる。最新のリストは昨年GEPA理事会によって採択され、グアムEPAを通じて公開された。ローカル・リストは、プロジェクトの順番に優先順位をつけるが、そのプロセスにおいてはGWAに柔軟性が認めている。

 

井戸、水処理
優先順位表によると、最初に取り組むべき項目のひとつが、グアム島の井戸。井戸や水処理とともに、水のハードインフラは、第1位にランクされている。費用は1,200万ドルと見積もられており、稼動していない井戸、処理システムのアップグレードが必要な井戸、生産性の低い井戸などに段階的に対処していくことになる。

 

次に島の水道管と配水管のオーバーホール、島全体のアスベスト・コンクリート管の交換が挙げられている。GWAは「島中のアスベスト・コンクリート(AC)製水道管、分離弁、制御弁の交換を提案している。これらのラインの多くは、パイプの優先順位付け調査で特定され、繰り返されるラインの故障のため、優先順位の高いライン交換のためにGWA運営のリストに記載されている。

 

タロフォフォ、メリッソ、イナラハンといった村は、水道管の破損により何度も断水が発生しており、GWAの運営リストで優先的に交換すべき地域とされている。GWAによると、これらのプロジェクトにかかる費用は4500万ドルと見積もられている。

 

資金調達
グアムは2022年の水質浄化法では、グアムは123,000ドルを受け取り、そのうち73,000ドルは一般補足604B補助金によるもので、604B新興汚染物質には4,000ドルを受け取った。

 

超党派インフラ法を通じた水インフラ資金は、2022年11月15日現在、40億ドル以上が全米に分配されている。この法律により、2022年度から2026年度にかけて、合計で500億ドル以上が上下水道インフラに利用できるようになる。


突然あなたの家の前で工事が始まるかも?

私の家の前でもひと月ほど前から水道管を地中に埋め込み、消火栓を設置する工事が行われていますが、これも今日の記事のプロジェクトによるものかも知れません。ただ、何をどこまでしたいのか、終わったのかなと思うと数日後に再開したり、工事がいつ終了するのかよくわかりません。

 

ある日突然始まり、事前の予告やお知らせもありませんでした。グアムの生活が長くなり、さまざまな出来事に寛容になっていますが、よ〜く考えると日本じゃありえないかも。事前に地域住民へのお知らせがあり、工事の工程やタイムラインなども提示して協力を求めるようなステップがありますよね。もう1週間ほど工事を進めている様子は見かけないけど、スケジュール通り進んでいるのか、忘れちゃったのか、いつ終わるのか知りたいな〜。

 

 

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