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2023年3月18日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアムの電気通信事業者であるドコモ・パシフィックが早朝に受けたサイバー攻撃により、グアムとCNMIの顧客は金曜日にサービスを受けられなくなった。ドコモ・パシフィックの社長兼CEOであるロデリック・ボス氏は、サイバー攻撃を確認するリリースの中で、顧客データを確実に保護するために対策を講じなければならなかったと述べている。

 

「今朝早く、サイバーセキュリティ事案が発生し、当社のサーバーの一部が攻撃されました。ドコモ・パシフィックのサイバーセキュリティ技術者により、影響を受けたサーバーをシャットダウンし、侵入を隔離するための即時フェイルセーフ・プロトコルが開始されました」と述べた。これにより家庭用インターネットサービスの加入者の多くが接続不能に陥ったが、その他のサービスは稼働を維持していた。ドコモ・パシフィックの顧客データ、モバイルネットワークサービス、ファイバーサービスは、現時点では影響を受けず、保護され、安全なままとしている。

 

金曜日の午後1時、ドコモ・パシフィックはソーシャルメディア上で復旧に対処中で、復旧予定時刻は未定、電気通信サービスを回復に努めていると発信した。ドコモの加入者に、ノートパソコンやタブレットなどのインターネット接続機器をモバイル機器にテザリングして、課金なしでモバイルデータを利用するよう促した。ドコモは金曜日の更新で、「本日のデータ使用量は、それに応じてお客様のアカウントに加算されます」と述べました。

 

ドコモ・パシフィックは、連邦当局がサイバーセキュリティ攻撃について通知されたかどうかについては明らかにしていない。関係者は、復旧の最新情報がドコモのソーシャルメディアページに掲載されるし詳細な情報やサービスに関するご相談は、グアム671-688-CAREまたはCNMI670-488-CAREにお電話するように案内している。

 

これは、今月グアムで報告された2番目のサイバー攻撃。3月2日には、グアム記念病院当局が、同病院のネットワークへの同様のサイバー侵入を検知しました。この「複数の不正アクセス」事件により、1週間以上にわたってネットワークが遮断され、連邦当局による捜査が行われた。GMHの面会は再開されたが、病院関係者は他のサービスや製品がいつオンラインに戻るかについて、まだ発表していません。

 


今回の事案を今後に活かして、
サイバーセキュリティの強化を!

こちらの記事は深夜0時過ぎにアップされたようです。朝6時ごろインターネットがダウンして、終日回復せず、今朝になってようやく回復。その間、3度ほどドコモのFacebookで「サイバーアタックを受けて、復旧がんばってます」みたいなコメントが更新されるのみ。ドコモのサイトは繋がらないし、電話もでないし……利用者は放置された感じでした。

 

モバイル機器にテザリングして、と言われても、インターネットとモバイルの契約会社が違えば費用が発生するわけで、不親切ですよね。サイバーアタックは不可抗力なのかも知れませんが、もう少し、頻繁な情報更新や危機管理ができなかったのかと思うと残念です。インフラとしてのインターネットサービスは、グアムの産業基盤でもあり、新規産業開拓にも重要な要素となることを考えると、今回の事案を今後にぜひ活かして欲しい気がします。

 

 

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