2023年5月17日朝刊The Guam Daily Postより抜粋、要約

 

グアム政府観光局(GVB)は、日本人観光客の渡航制限解除を回復の糸口にしたいと考えていますが、今年の観光予測はまだ上方修正されていない。4月に日本市場の渡航制限が解除されたことを受け、GVBは「GoGo!グアム・サマー」キャンペーンを日本のメディアとともに展開し、9月まで割引や特典で旅行を後押しする現地会員を募っている。日本の規制緩和と同時に、米国では最後の渡航制限である外国人観光客へのワクチン接種の義務付けが解除された。

 

GVB副社長のジェリー氏は、キャンペーンの効果について、夏の終わりまでにはより多くの情報を得ることができるだろうとしている。しかし、ペレス副社長によると、今年度末までの旅行者数は、流行前の41%程度、つまり約67万人にとどまると予想されている。

 

「私たちは、夏には日本市場がある程度回復すると考えています。実際の入国者数は当初の予測を上回っているが、GVBは年末に向けてスケールアップする全体的なパフォーマンスを引き続き監視していく」と述べた。また、日本円を米ドルに交換する際の為替レートの悪さなど、観光の障壁は残っており、日本からの国際出国率はまだ40%を下回っていると述べた。

 

ユナイテッド航空と日本航空を通じたグアム便の座席数も限られており、総定員は2019年の半分以下となっている。さらに、グアムへの航空運賃が、ベトナム、韓国、タイ、マレーシアといった他の「短距離」デスティネーションよりも高いという事実もある。

 

韓国からの旅行は、日本よりもやや良い数字で推移しており、韓国市場は2019年の約50%となっている。台湾については、直行便の復活に向けて希望が持ち続けられる中、7月末までのチャーター便に取り組みがシフトしているという。30ほどのチャーター便が、4月から7月にかけて5,300人以上の観光客を呼び込む可能性がある。

 

来年度の観光客数は、2019年のピーク時の約70%に達する見込みだとペレス氏は述べた。

 


夏に向けて対策を急ピッチで。

早くも日本では暑い日が増えているようですね。ネットニュースなどでは、夏の人気の海外旅行先のような記事が各社のリサーチをもとに流れてきます。その中でグアムが紹介されないのが気になっていました。ここから先はコロナ前と比較した回復度合いを各国、地域と比較しながら、現在の立ち位置を見定めることが必要になりそうですね。

 

 

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