2023年7月20日朝刊The GUAM Daily Newsより抜粋、要約

 

グアム国際空港公団の理事会は、ロッテ免税店のコンセッション契約をさらに3年間延長することを決議した。木曜日には、GIAAと高級品ベンダーとの間の10年間のコンセッション契約が終了する予定であったがロッテとの契約を延長することを許可する公法37-23の可決を受けて、3年間の契約延長を承認することを議決した。

 

採決に先立ち、GIAAのリッキー・エルナンデス副事務局長は、パンデミック以前のレベルまで回復するスピードが不透明であることを考慮し、延長が必要であると述べた。「一例として、2023年度の入国者数の予測レベルは、2019年度のパンデミック前のレベルの約50%である」とエルナンデス氏は述べ、延長は7月21日に始まり、2026年7月20日に終わると説明した。

 

エルナンデス氏によると、契約によりロッテは264万ドルの固定賃料を契約期間前に支払う。その他の条件として、契約期間中、機内旅客1人当たり、最初の機内旅客100万人は4ドル、100万人以上150万人未満は各4.50ドル、150万人以上は5ドルを支払うとヘルナンデス氏は述べた。

 

理事会が契約を承認した後、ソブティ副議長は、空港が前進できることを嬉しく思うと述べた。「グアムはここ3、4年苦しんでいたが、ロッテとの良好な関係で今後3年間前進できることをうれしく思う」と語った。

 

訴訟
公法37-23が可決された理由のひとつは、2012年にロッテが契約を獲得した後、不正行為があったとして、GIAAが前空港の豪華コンセッショナーであるDFSと訴訟を続けていることだった。ヘルナンデス氏は、先月行われた法案130-37の公聴会で、「現在進行中の訴訟により、コンセッション関連サービスの新たな勧誘を行うことが困難になっている」と述べた。

 


人手不足と観光業の回復、
いかに舵取りをするか
試される夏になりそう。

昨日日本政府観光局が発表した6月の訪日外国人客数は207万人超え。単月で200万人を超えるのは2020年1月の266万人以来3年5か月ぶりのようで、コロナ禍前の19年同月比で72%の水準まで回復したことになるそうです。このように世界規模ではコロナからの堅調な回復ぶりが伺えます。なのに、グアムの2023年度の入国者数の予測レベルは、2019年度のパンデミック前のレベルの約50%と控えめな見込み。

 

海外旅行を再開する人たちにとって、近くて常夏のグアムは一番行きやすい場所。コロナ後、新しいアクティビティも増え、従来からのツアーもアップデートされているので、グアムに注目が集まることを願っています。これから夏本番、回復の兆しが見えますが、人手不足を抱えるグアムにとって様々なシーンで試させる夏になりそうです。

 

 

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