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グアムの朝刊(2021.9.27):リスクスコアの重要性は以前よりはるかに低くなった

 

2021年9月27日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアムのCOVID-19エリアリスクスコアは、パンデミックのほぼ毎日報告されている。グアム知事はCARスコアを参考に、収容人数制限やビジネス制限などに反映させてきた。CARスコアを下げるためには住民に検査やワクチンの接種を促すキャンペーンが行われた。しかし、グアム知事の医師諮問委員会の委員長によると、現在は政策決定を検討する際に、CARスコアに頼ることは少なくなってきているという。

 

CARスコアは以前と同じ意味ではないという認識があり、CARスコアは考慮している数字ではあるが、大多数の人がワクチンを接種している今は以前とは異なる環境になっているという。陽性の人の発病率は非常に低いため、CARスコアの重要性は以前に比べてはるかに低くなっている。9月24日現在、グアムのリスクスコアは25.7で、地方政府が設定した安全基準値2.5の10倍に達している。CARスコアはCOVID-19の新規症例の発生率、検査による陽性率、蔓延率などから算出されている。

 

ワクチン接種率の高い地域では、ワクチン接種率の低い地域に比べて、人工呼吸器などの重症患者用機器の必要性が低いと考えられる。しかし、家族に与えるリスクの評価は複雑で、医師や行政官など第一線の公衆衛生関係者との日常的な話し合いが必要だという。刻々と変化する状況を考慮すると、どのようなリストも不完全なものだと医師諮問委員会の委員長は述べ、COVID-19以外の病気や医療上の緊急事態の患者を治療するためのベッドの確保も考慮にしている。さらに、学校での感染についてはまだデータで裏付けられていないとしている。

 

変化の迅速に対応する知事を望む
COVID-19による入院や死亡者の急増を受けてグアム知事がキャンパスを閉鎖した後、一部の私立学校では対面式の授業が再開され、グアム教育省も今日中に教室を再開する見込み。再開予定日は病院到着時に死亡が確認されるケースの急増で最初の政府発表から延期された。

 

「ソーシャルメディアでは、学校の再開について、グアム知事に対してはっきり決めるよう求めるコメントを見かけますが、私たちは自分の考えに固執するリーダーを望んでいません。最新のデータに基づいて非常に迅速に行動できる人が望ましいのです。入院患者が増え、学校に原因がある感染が拡大した場合には、データに基づいて迅速に変更を行う知事が必要です」と医師諮問委員会の委員長は言う。


相対的に許容するリスクについて
方針を固める時期なのかも?

そうなのかな〜。昨日の「グアムの朝刊」のコメントにも書いたように、それぞれの国と地域が今後も陽性者の波が何度も来ることを想定した上で、コロナ対応の方向性、withコロナ時代の社会整備の枠組みを進めています。その中でグアムは想定される感染者の増減に合わせて対応の変化を繰り返すことになるということなのでしょうか?

 

子供達の学習の遅れや精神面、健康面で発達を妨げている問題、自殺者の増加、高い失業率を背景にした生活苦の問題などにもリスクがあります。何事にもゼロリスクというのはあり得ません。どのリスクをどれぐらい許容するのかという当局の方針が知りたいですね。失業給付金(PUA)が終了してまもなく1ヶ月が経ちますが、地元自治体の給付案や連邦に働きかける動きなどは見られません。新学期開始2週間で再びオンラインとなった小さなお子様をお持ちの保護者の方は、せっかく見つけた仕事にも行けず、PUAもなく、さらに暮らしが厳しくなる、そんな悪循環が起こっているかもしれません。

 

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2 コメント

  1. ここ3日間くらいニュースの日付が1月になっています。

  2. 川端 真穂

    お知らせありがとうございます。気をつけますね。

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