2022年4月25日朝刊The GUAM Daily Postより翻訳、抜粋、要約

 

ガソリンスタンドで売っているのは、燃料だけではない。地元の買い物客は、島中のいくつかの場所で食料品を買う人もいる。食料品を買おうと思ったとき、ガソリンスタンドは通常チェックする場所ではないが、76/サークルKの「Fuel and Save」プロモーションのように、給油すれば食料品をお得に購入できるところもある。

 

76/サークルKのマーケティング担当副社長は、「食料品店の価格をモニターし、地元の業者と協力して、食料品店よりも低価格で商品を提供することで、より頻繁に買い物をする動機付けをしています」と述べた。「Fuel and Save」プログラムは、76/サークルKでレギュラーまたはプレミアムグレードの燃料を35ドル購入すると、特定の一つの商品にの割引が適用されるものである。

 

「たとえば、ソーダの12パックを購入しようと決めた場合、私が35ドルを給油すると、私はソーダに割引が適用されますが、ソーダ、ポテトチップス、洗濯用洗剤のように複数の商品には適用しない」という。対象商品は米、缶詰、パスタ、焼き菓子、シリアル、パン、洗濯石鹸、トイレットペーパーなどで、ガソリンスタンドで購入できる商品の一部。

 

サークルKのこのキャンペーンでは、卵1ダースが通常価格3.95ドルのところ75セント、トイレットペーパーが通常価格10.95ドルのところ5.95ドル、牛乳半ガロンが通常価格6.45ドルのところ2.50ドルで購入できる。このキャンペーンは、会員制やロイヤリティ・プログラムには含まれませんが、いくつかの制限があり、商用車を運転している人は対象外となっている。

 

このプログラムを提供して以来、ガソリンスタンドで購入される食料品が増えている。サークルKは、主食となる食料品を大量に購入し、顧客が節約できるようにした。「私たちはコンテナ単位の製品を購入することで、業者とより良いコストで取引することができ、その分お客様に還元することができるのです」と担当者は述べた。

 

「Fuel and Save」プログラムには終了期限がないが、提供されるキャンペーン内容は変化する。「私たちの目標は、キャンペーンを維持することで、もう3年近く続けています。時々、商品を変更することもありますし、商品によっては、キャンペーンではなく、価格が変わることもあります。卵のように、米国で鳥インフルエンザが大流行し、鶏肉と卵の価格に影響が出ましたが、今のところ私たちは価格を維持できています」と述べた。


未来のリスクを分散する
産業の重層化、忘れないで。

このようなプログラムがあったとは知りませんでした。コンテナ購入で価格を抑えられるのはありがたいですが、食料品全般が値上がりする中では限定的ですね。このようなニュースを見るたびにパンデミック初期に専門家や行政が示唆していた産業育成がどうなっているのかと思います。物資のほどんどを島外からの輸入に頼るグアムでは世界的な値上げを前に打つ手はボリューム購入でコストを下げることぐらいです。

 

パンデミック初期に偏った産業構造が雇用や経済にいかほどのリスクがあるのか痛感したあの時の思いを着実に未来の危機に対して実現していくことが大切だと思うのですが…..どうなってるのかな?

 

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