2022年5月5日朝刊The GUAM Daily Postより翻訳、抜粋、要約

 

グアム政府観光局(GVB)は、2022年度のグアムへの総航空座席数は、前年度比約52%増の806,285席に達する可能性があると発表した。また、到着者数も、昨年度比で約62%急増する可能性がある。2021年10月から2022年3月までの年度前半の到着者数は50,352人で、GVBが以前に発表した48,576人から更新されている。

 

半年間で、グアムは韓国から8,091人、日本から2,928人の訪問者を受け入れた。GVB航空サービス開発委員会の会議で発表されたデータに基づくと米国・ハワイからの入国者数は軍関係も含めると、上半期で29,782人に達した。10月から3月までデータを4月から9月までに当てはめれば、2022年度の合計到着者数が10万人程度になる可能性がある。

 

グアムは、パンデミック禍の2021年度には、61,607人の驚異的な低入国者数を記録している。2022年度は2021年度よりも良くなる可能性があるが、それでもパンデミックが発生前の2019年の160万人、2020年の75万7385人という記録的な入国者数に比べればはるかに悪い状況。

 

観光関係者によると、今年度の韓国からの航空座席は23万3675席で、前年の数字より45%多い見込み。日本からの航空座席は2021年度の139,321席が201,294席になると予測されている。GVB理事長は今年度の航空座席数の増加を歓迎、また過去数ヶ月間にCOVID-19の数値が大幅に改善され、5月3日にグアムの室内用マスク義務付けが解除されたことに言及した。

 

また、最近日本から帰国したGVB代表団のメンバーは、「多くの企業がグアムを新しい目的地として考えている」と報告、今後数週間のうちに、より多くの航空会社が、パンデミック以前にはなかったフライトと増便を開始する予定としている。4月にGVBの航空サービス奨励プログラムを利用した航空会社5社に対し、100万ドル以上の財政支援を今月中に処理することも報告した。GVBのチャーター便インセンティブ・プログラムを利用した航空会社はない。このプログラムの残金633,100ドルは、GVBの帰国観光客向け無料PCR検査に充てられる予定。


チャモロビレッジのウェンズデーナイトが再開、
グアムの熱量を体感するスタートとなりました。

 

多くの数字が並びますが、大切な数字だけをピックアップするとグアム到着者数は2019年度 約160万人、2020年度約76万人、2021年度約6万人(4月18日の記事から)、2022年度約10万人。2021年度の6万人という数字あたりが在住者やミリタリー関係者の基本的な渡航数なのでしょう。つまり純粋な旅行者は4万人、2019年度比2.5%ぐらいということのようです。(*ちなみに年度は10月から9月までで計算されています。)

 

今あまり、これらの数字に固執しても仕方がないような気がしてきました。座席数や検疫要件など環境が変われば数字の振れ幅は大きくなるでしょうから、それより旅行者目線でグアムができることをするしかないような……。例えばPCR無料プログラムは予約できない日が多く、実際には使えない可能性が高くなっています。アメリカへの渡航者はPCRが不要なことを考えると、必要になるのは主に日本、韓国に帰国する旅行者、ざっくり一日50〜60人(上記旅行者の数字を日数で割ると)程度と考えると、業者が事前に抑えているのか、そもそもキャパシティが少ないのかわかりませんが、少し疑問を感じる状況です。

 

昨日からチャモロビレッジのウェンズデーナイトが再開されました。再開を待ち望んでいた島民で大賑わい、車は大渋滞でした。この2年間はなんだったの….、と思うほどの活気に満ちていました。日常を取り戻しているグアムの熱量を発信していくことが、旅行の環境を変えていく力になるのではと感じています。昨夜、チャモロビレッジから戻ってすぐにInstagramのGUAM_LABの投稿とGUAMLOVERSのストーリーズににアップしましたので、ご覧ください。

 


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