2022年12月21日朝刊Pacific Daily Newsより翻訳、抜粋、要約

 

グアム州知事は、月曜日に法案358に署名し、グアムでのガソリン販売に適用される税金は、さらに6ヶ月間停止されることになった。公法36-105で6月の液体燃料税のモラトリアムが延長され、レギュラーガソリンの価格を19セント下げた。この公法36-105のは月曜日に期限切れとなる予定であった。

 

昨年度徴収された余剰税収のうち、合計520万ドルが燃料税停止による収入不足を補うために使われることになる。ガソリンとディーゼルの販売で徴収された税金は、グアム地域交通局の運営とともに、公共事業局による村の道路工事に充当される。

 

グアム知事はこの法案により、関係機関が重要なプログラムを実行するために必要な資金を確保し、島民にさらなる支援を提供することになる。レギュラーガソリン1ガロンは、今夏の税制モラトリアム実施時の歴史的高値である1ガロン6.49ドルに比べ、今月は4.70ドルまで下落している。

 

電力料金の軽減
グアム電力公社(GPA)は、4月末まで電力料金の減免を500ドル増額して、11月に終了した月100ドルの電力控除を延長した。この救済措置は、昨年徴収された余剰税収から2,638万ドルを負担して行われる。

 


「平等」と「公平」、
似たような言葉だけど、
その違いが気になる今日この頃です。

 

最近の様々な施策は島民に等しくに恩恵をもたらすことへ視点が置かれているように思えます。「平等」と「公平」の言葉に違いを当てはめて厳密に考えると電気代にしろガソリン代にしろ「平等」に軸足が置かれていると言えます。コロナ禍で影響を受けた人もそうでない人も等しく同じ恩恵を享受できるのです。一方「公平」はものごとを偏らないようにすることに重点を置き、そのバランスの悪さを是正する意味が込められていると思うのです。

 

コロナ禍でダメージを受けた人、会社、一方コロナ禍で生活が向上した人、増益を記録している会社、さまざまです。今必要なのは公平に軸足を置き、既存の産業を温存し、未来思考の産業を育成する、そんな頭の切り替えが必要なような……..。そして足腰が盤石な強い経済、世界情勢に呼応するようにフレキシブルな産業移行ができるグアムになればいいですね。

 

 

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