2021年1月8日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

1年前からグアムを苦しめていた新型コロナウイルスに対する予防接種を受けるための長い列は何時間にも及んでいる。木曜日の朝、Okkodo高校に到着したグアム知事は、この列は人々が予防接種を受けたいという気持ちの現れだと述べた。またグアム知事は保健省により多くのワクチンを入手するよう指示し、グアムでは7,500人に2度の摂取をする15,000人分のワクチンを受け取る予定となっている。

 

長い待ち時間
ジーゴ村在住のミラさんは、午前8時に訪れ待ち時間を含めたプロセス全体で約4~5時間かかった。タロフォフォのマージーさんは「かなり待たされましたが、みなさん整然と順番を待っており、グアム州兵に感謝しなければなりません」と述べた。

 

グアム保健省のスポークスウーマンは、木曜日に列に並んで待っていた全員がワクチン摂取を受けることができなかった、と付け加えた。Facebookにビデオを投稿したデビッドさんは「4時間待ちワクチンがないと言われました。予防接種を受けるためには、もっと良い方法があるはず」と言う。

 

予防接種クリニックは、第一線で活躍する医療従事者や60歳以上の住民を対象に、本日と明日も継続して実施される予定。さらに、グアム記念病院で同時にワクチン摂取を実施する。木曜日の長蛇の列を考慮してイナラハンのグアム保健省の南部保健診療所に第2の場所を開設した。

 

拡大する取り組み
ワクチン接種の取り組みは間もなく、クリニックに拡大されるとグアム知事は付け加えた。月曜日にもクリニックで摂取できるように、医療機関のネットワークを利用して進めている。

 

「ワクチンのおかげでグアムが回復への道を歩んでいると信じています。6~7ヶ月後には正常になることを目標にしています。ワクチン接種を増やし、地域社会の保護を強化すれば達成できるでしょう」とグアム知事は言う。

 

車の列
グアム保健省は60歳以上の住民を対象とした予防接種を開始。長蛇の列が続いたため、午後1時頃には約150人の人がグアムリージョナルメディカルシティーへ行くように指示された。

 


ワクチン摂取の年齢が
下がる度に発生す長蛇の列

 

当初70才以上だったワクチン摂取が60才以上になり、再び混雑が予想されたのに、どうして事前に対策しないのでしょう?せめて1時間ぐらいでプロセスできるようにコーディネートすればいいのに…..。誕生月で日を決めるとか…..、誕生年で日を設定するとか….いくらでもやり方はあるのに……。

 

失業給付金窓口の電話が繋がらないとか、問い合わせメールの返信がないとか、郵便局の長蛇の列とか、事前に想像できることを対策も打たずにはじめ、改善に非常に長い時間がかかったことを考えると、ワクチン摂取の混雑が解消するのもまた長い時間がかかるのでしょうね。何かとストレスが溜まってしまうコロナ禍、あらかじめ予想できるトラブルは回避するように努めてほしいですね。

 

 

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