2021年4月28日朝刊 The Guam Daily Postより抜粋、要約

グアム保健省は884人の検査のうち16人がCOVID-19に陽性であることを確認した。Aクラスラウンジとツバキタワーでクラスターが発見された後、ここ数週間で増加傾向にある。新規感染者のうち3人が渡航歴があり、5人は濃厚接触者の追跡で特定された。

 

現在までに公式に報告されたCOVID-19の症例は合計7,939例、136人が死亡、68人が隔離されており、7,735人が陰性に転じている。現在のグアムのCOVID-19の地域リスクスコアは0.9。

 

卒業式のガイドライン

グアム保健省は火曜日、幼稚園から高校、高等教育機関の卒業式に関する要件の改訂版を発表した。このガイダンスは、COVID-19の蔓延を防止することを目的とする一方で、学校や高等教育機関に伝統的な卒業式の選択肢を可能にするもの。改定ガイダンスでは、社会的な距離を置くこと、清掃、消毒に関する一般的な要件と制限事項を定めている。

 

– 屋内または屋外で卒業式を行うことを希望するすべての学校や高等教育機関は、卒業式の14日前までに詳細な計画を策定しグアム保健省に提出しなければならない。すべての計画は、電子メールで dphss-deh@dphss.guam.gov まで送ること。

 

– 本日から14日以内に卒業式を行う予定の学校や高等教育機関は、直ちにグアム保健省のDivision of Environmental Healthに連絡すること。違反すれば、罰則や罰金が科せられる可能性がある。

 

– 総人数は座席を含めた占有率が50%以下に制限。ただし、屋内で開催される場合は、必要な物理的距離を保つこと。

– 屋外で開催される場合は、屋外エリアが必要な物理的距離を維持できる範囲内に制限。

– 出席者は、学校の教職員、卒業生、卒業生1名につき4名以下のゲストに限定。ただし、卒業式会場が収容人数の減少と物理的な距離を確保できる場合に限る。

– 出席者は卒業式の前に各学校に事前登録を行い、参加を許可を得ること。

– 出席者は常にフェイスマスクを着用。

– 出入り口や人が集まる共通の場所の密を避ける計画を立てなければならない。

– 卒業生は互いに3フィート(約1.5m)離れ一列に並んで入退場しなければならない。

– 高等教育機関の卒業生は互いに6フィート離れて一列に並んで入退場しなければならない。

– 触れる機会の多い場所やトイレは、イベント前、イベント中、イベント後にサービス、清掃、消毒を行うために適切なスタッフを配置する必要がある。

詳細は https://dphss.guam.gov/wp-content/uploads/2021/04/DPHSS-Guidance-Memorandum-2021-14-Graduation-Ceremony-Requirements.pdf まで。


入国検疫緩和に際する
新ルールだけでも
発表してもらえないかな?

 

5月〜6月にかけては卒業式シーズン。ドライブスルー卒業式を覚悟していた子供達にとって嬉しいお知らせですね。このまま行動緩和が進み、5月1日の入国検疫の緩和も期待されるこの時期に新規感染者二桁は、少々気になるニュースです。現在、グアム日本間を行き来しようとすると、双方で2週間ずつ、つまりひと月の隔離検疫期間が避けられません。グアムサイドの2週間が免除されてば、日本サイドの隔離検疫のみに短縮されます。すでにグアムが目標としている5月1日の隔離検疫免除を見込んで、日本への一時帰国の流れもあるようです。

 

グアムの入国の隔離検疫免除が実現すれば、PCR陰性証明書の検査内容が厳格化されるのではと推測しています。現在はグアム自体はPCR陰性証明書の提示を義務付けているわけではなく、アメリカ連邦の要請で航空会社がチェックイン時に確認して搭乗を許可しているのが実情です。グアム到着後にPCR陰性証明書の提示を求められる機会がないのは、そういう理由なのでしょう。現在は良しとされている郵送での唾液による検査などでも受け付けてもらえるのか、グアム入国時に数十分で結果が出る抗原検査だけでもしないのか、日程はさておき検疫緩和以降のシステムだけでも早めに知りたいですね。もうそろそろ、どのようなルールになるのか発表してほしいところです。

 

 

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ グアム情報へこちらもポチッとお願いいたします。

にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村ランキンングにも一応参加し始めした。

この記事をSNSでシェア!