2021年7月14日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

パンデミック失業支援プログラム(PUA)の受給者は、8月1日から仕事を探すことが義務付けられる。1週間に3回の求職活動を行い、2週間ごとに求職活動の証明を申請とともに提出しなければならない。求職活動をしなかった場合、その週の資格を失うことになる。

 

求職活動の条件を満たすには、いくつかの方法がある。
● hireguam.comに登録をする。
● アメリカン・ジョブ・センターやその他の雇用機関を訪れる。
● 履歴書を提出したり、面接を受けたりして仕事に応募する。
● 求人情報を問い合わせて、応募する。
● スキルアップを目的としたジョブフェアやその他の雇用ワークショップに参加する。

毎週の申請の際には、仕事ができるかどうかを証明しなければならない。

 

グアム労働局(DOL)によると、求職活動を行う最も簡単な方法は、グアム労働局の無料オンライン・ジョブバンクであるhireguam.comを利用することという。PUA申請者であれば、すでにアカウントを持っており、アメリカン・ジョブ・センターに登録されているとリリースには記載される。

 

求職者は、hireguam.comのシステムを最大限に活用するために、自分のプロフィール「My Background」を記入する必要がある。ダッシュボードの 「My Personal Profile 」の下にある。学歴や職歴を入力したり、履歴書をアップロードしたりすることができる。

 

「情報が多ければ多いほど、hiredguam.comはあなたに合った求人情報を提供することができます。また、この求職活動は、9月4日の失業支援終了に向けた準備でもあります」と述べている。

 

以下のグループは、求人活動の義務が免除される。
● 時間短縮勤務の従業員
● 承認された職業訓練プログラムに参加している人
● パンデミック前の状態に事業を立て直すために働いている自営業者。

 

求人の記録
“Were you still unemployed or partially unemployed as a direct result of this COVID-19 public health emergency “という質問に答えると、「仕事の連絡先」という新しいウィンドウが表示される。システムは求人活動をしたかどうかを尋ね、「Yes」をクリックした後、以下の情報の入力を求める。
● 雇用主/企業名と連絡先を入力。
● 応募した仕事のタイトルを入力。
● 職種では、あなたの職種に最も近いものを検索。
● 星印のついた質問には、引き続き指示に従って回答する。
● 雇用主と連絡を取った日付を入力。
● あなたの仕事に対するステータスをマーク。


体力を削がれている企業にも
再起に向けて
雇用を生み出せる政策を…..。

 

1年4ヶ月ほど継続してきた失業給付プログラムの最後5週間ほどというタイミングに課されることになる新しいルールの発表。以前からも就職活動義務を仄めかすような報道があったのでついに….という感じですが、今更感は否めませんね。経済活動回復を後押しするための施策なのでしょうが、根本的な解決にはならないのでは…..、と思えます。

 

新ルールに対応するDOLのマンパワーには相当の労力を要するでしょうし、支給の遅延が起こるかも知れません。できれば仕事を生み出す部分へマンパワーを投入するとか、採用企業へのインセンティブを設けるとかする方が今後の展開に繋がるように思うのですが…..。

 

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