2022年7月20日朝刊Pacific Daily Newsより抜粋、要約

 

水曜日の夕方は人で賑わうことでしょう。家族連れがテントを設置し、グリルに火を入れ、解放記念日のお祝いを早くから始めるるため。何十年もの間、グアムの家族は7月21日のお祭りを前に、ハガッニャのマリンコープスドライブでキャンプをするのが恒例となっている。

 

第二次世界大戦の生存者の子供、孫、ひ孫として生まれたほとんどのチャモロ人にとって、解放記念日は家族、パーティー、パレードルートの伝統など、懐かしい思い出にもなっている。中には、毎年同じ場所を確保するために、パレードルートの許可証が発行される何日も前から、指定された従兄弟のグループを送り込み、列に並ばせるという伝統もあるほど。

 

同時に、なぜこの日が私たちにとってそれほど重要なのか、少し考えてみることを忘れないように。そして、もっと重要なことは、比類なき苦難を乗り越えて今日を迎えた生存者たちを思い、祈りを捧げること。

 

脱植民地化の議論においてあなたがどのような立場にいようと、チャモロの人々は想像を絶する事態を生き抜いたことを、私たちは共に感謝することができる。そして、もしあなたが第二次世界大戦の生存者なら、別れを告げなければならなかった人たちに彼らの物語を語ってもらいたい。グアムを解放した軍人に敬意を表し、私たちがこの78回目の解放記念日を祝う理由を思い出すために、「マナムコ(お年寄り)」に目を向けてみよう。


歴史から学ぶことで、
今の世界情勢を考える指針になれば…..。

第三次世界大戦の可能性や危機が叫ばれる中で迎える78回目のグアム解放記念日。第二次世界大戦で多くの人の命が奪われ、多くの人の暮らしが壊されたことを検証し、総括し、次の時代へと記憶を脈々と繋いでいくという作業を改めて認識する機会にしたいですね。

 

世界の大国に翻弄され続けてきたグアムですが、その地政学上の立ち位置は今も変わることがありません。小さな島であるにも関わらず、経験してきた貴重な記憶は世界に発信できることも多くあると思います。

 

当時の生存者から話を聞く機会は、もうそう多くないでしょうが、さまざまな資料を目にして今私たちが置かれている世界情勢の先を想像力を働かせて考える機会にしたいと思います。

 

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