2022年9月12日朝刊 The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

米国内務省からの3つの助成金が、グアム島のサンゴ礁の存続と野ブタ問題の解決に寄与する可能性がある。グアムのサンゴ礁は、サンゴの白化、堆積、海洋酸性化、気候変動など多くの問題に直面し、サンゴ礁の存続が脅かされてきた。グアム農務省に与えられた163,526ドルの助成金は、教育、人材派遣、強化を通じてサンゴ礁のために使われる。約9,650ドルは、米国サンゴ礁タスクフォース会議と米国全島委員会への出席のために使用される予定。約64,000ドルはサンゴ礁の政策とコミュニケーション・コーディネーターに使用される。また、89,721ドルはサンゴ礁のモニタリング活動の強化に充てられる。

 

「グアム周辺の浅い近海には約108平方キロメートルのサンゴ礁の生息地があり、さらに沖合3海里以上に110平方キロメートルのサンゴ礁域があります。これらのサンゴ礁の健康状態はここ数十年で悪化しており、サンゴの生息域は全体的に減少傾向にあることが示されています」とグアム農務省の2019年グアムサンゴ礁回復力戦略は述べている。

 

サンゴ礁と天然資源の資金は、土地問題、特に野生の豚の問題に取り組むためにも使用される。野ブタは外来種で、大規模な侵食を引き起こすことにより、グアムの生態系と在来種の生息地に悪影響を及ぼしている。在来種と生態系の保護を目的とする非営利団体、White Buffalo Inc.は、258,320ドルを受け取り、この資金は野生の豚の問題を解決するための次のステップに使用される予定。

 

さらに、全米サンゴ礁管理フェローシップ・プログラムを支援するための助成金が交付された。「このプログラムは、米国準州の現在の能力不足に対応し、各準州の特定のニーズに合った学歴と実務経験を持つ有能な専門家を準州に配置することによって、長期的能力の構築を支援します」とグアム知事室は述べている。


グアムの観光資源、
魅力を守り続けるために。

以前はジャングルなどにいると聞いていた野ブタを住宅街で見かけることがあります。しかも一瞬犬かと見間違えるような子豚もいます。繁殖力が強い野ブタの行動範囲が拡大しているように思います。歩いていたりして豚に遭遇すると驚いてしまいそうですね。今のところ被害などは聞いていませんが、突進してきたりしないのかしら……。

 

珊瑚のついてはもう数十年来、珊瑚の移殖など保護活動が行われていることは耳にしていましたが、それ以上に珊瑚の白化などの実態をダイバーさんなどから聞くことの方が多くなっていました。利用者に対する教育や啓発とともに保護活動を進めて欲しいですね。自然はグアムの最大かつ最高の観光資源であり、魅力なのですから……。

 

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