2022年11月9日朝刊Pacific Daily Newsより翻訳、抜粋、要約

 

ルー・レオン・ゲレロ知事とジョシュア・テノリオ副知事は、水曜日の早朝、選挙本部のステージで勝利を宣言した。ほとんどが集計された時点で、数千票差で共和党の対立候補をリードしていた。67の選挙区での全ての投票が集計された後、民主党のレオン・ゲレロ氏とテノリオ氏は、共和党のフェリックス・カマチョ前知事と出馬者のトニー・アダ上院議員を、18,381票対14,620票でリード。

 

テノリオ氏は午前3時15分頃、「これから4年間は、驚くべきものになる。困難もあるだろうが、それ以上にチャンスもあるはずだ」と支持者に述べた。レオン・ゲレロ氏とテノリオ氏は、当選した民主党の議員候補者たちとステージを共にし、支持者たちと共に、”four more years “と叫んた。レオン・ゲレロ氏は、グアム州知事として初めて当選し、今回再選された女性となる。

 

「次の4年間は、強い経済を見ることができるでしょう。これからの4年間で、新しい病院ができるでしょう」と、レオン・ゲレロ氏。「サイモン・サンチェス(高校)が建設されるのを見ることでしょう。次の4年間で、すべての学校が維持され、改善され、拡張され、改築されるのを見るでしょう」と述べた。

 

レオン・ゲレロ氏は、経済活動の回復による税収を、教育、治安、インフラに投資することで、地域社会に還元することができるとしている。そして「私たちを信じてくれたこと、そのことに永遠に感謝します。そして、これからの4年間、ジョシュと私は、グアムの人々のために、立法府と密接に連携して、さらに懸命に働いていくつもりです。彼らは、私たちのパートナーなのです」述べた。全ての選挙区で集計された結果、民主党は9対6の差で、次期立法府の過半数を維持することになった。


未来のグアム像を左右するとも思える
大切な4年がスタートします。

 

投票数は3万強だったのですね。深夜に開票が完了するのも頷けます。グアムの人の間でどのような選挙戦だったのか聞きたいところですが、なんだか盛り上がりに欠けたような印象です。選挙には選挙コーディネーターやプラニングチームがあるように聞くのですが、白熱した議論や対立軸を明確にする選挙戦というものが見えづらかったように思うのですが、どうだったのでしょうね。

 

いずれにせよ、これから4年、現政権の2期目が始まることになります。そして議会では過半数が民主党ということなので、安定政権での門出となることになります。まずは、短期、中期、長期的な課題に一つずつ、しかも迅速に取り組んで欲しいですね。観光業をどう守るか、GDPや失業率など数字の裏に隠された実態をどう読み取り改善するか、施設の老朽化が指摘される公共設備への投資への是非と透明性をどのように担保して進めるか、グアムへ有能な人材を惹きつける複合的、重層的な産業をどのように育成、支援していくか課題は山積しています。コロナで大きなダメージを受けたグアムのこれからの4年は、今後10年、20年先の未来をも左右する大切なタイミングになりそうです。

 

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