2023年1月12日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

大学2年生には、奨学金を利用して留学する機会があるが、多くの学生と同様、学士課程修了後はグアムのコミュニティに恩返しをしなければならない。この機会はポートランド大学とグアム・チャモロ基金奨学金基金の提携により実現した。

 

ポートランド大学は、教育指導の教育学修士と学校管理者免許プログラムの2つのプログラムを通じて、グアムのコミュニティに高度な教師と指導者教育を提供してきた。U.S. Newsでは、西地域の大学では第1位、最高の学部教育では第3位、ベストバリュースクールでは第8位にランクインしている。

 

この奨学金により、学生はポートランド大学の芸術科学部、パンプリン・ビジネススクール、教育学部、看護・健康イノベーション学部、エンジニアリング学部のいずれかの学部で学ぶ機会を得ることができる。

 

元グアム副知事のフランク・ブラス・シニアは、1965年にポートランド大学で学士号を取得した最初のグアム人として知られている。ジョセフ・アダ、前グアム知事は、1981年に、この大学の学部を卒業した、2番目のグアム人として、記録されている。この寄付奨学金は、67,000ドルを超える価値があり、この資金を利用するためには、申請者は4つの条件を満たす必要がある。

– グアムに10年以上居住していること。

– 全日制の2年生または3年生であること。

– GPAが2.75以上であること。

– 大学卒業後グアムに戻り、卒業後6ヶ月以内にグアムで就職することを約束すること。

この冠奨学金の詳細については、Sgro(psgro@dpacguam.com)まで、Eメールでお問い合わせください。


若者たちのスキルを磨き、
伸ばす受け皿の整備もお願いします。

ポートランド大学はFD出身者が多く進学する大学のようですね。長年に渡るグアムからの生徒の受け入れがこのようなプログラムにつながったのでしょう。高額な学費がかかるアメリカ本土の大学を目指す学生には嬉しいプログラムですね。ただ、将来有望な若者を受け入れ、伸ばす就職先があるといいのですが….。

 

この夏、島外の大学で学ぶ学生のインターン先が見つからないということがありました。人材不足が叫ばれるメンタルケア、教育分野。採用プロセスができていないのか、5人も6人もたらい回しにされ、音信不通。このような対応では故郷グアムのためにと思う若者たちのやる気も失せてしまうでしょう。希望に胸を膨らませる若者の受け入れ体制を整えることも合わせて必要そうですね。

 

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