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2023年4月3日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

3月27日に開催された特別支援教育部門とグアム早期システムの省庁間調整会議において、グアム教育省ヘッドスタートプログラムの登録者数が定員に達しているという。保護者サービスと自閉症サポートのためのGDOEプログラムコーディネーターのローラ・タイシピック氏は、デイケアではもう子供たちを受け入れていない、満員であると評議会に語った。

 

約2ヶ月で学年が終了する中、プリスクールプログラムでは、教室に向かう障がいのある子どもたちのための移行ミーティングが行われている。「プリスクール・プログラム(幼児特別教育プログラム)では、143人の生徒がいます。現在、38名がヘッドスタート、105名が家庭訪問、デイケア、プリスクールの教室に在籍しています」とタイシピック氏は報告。プリスクールプログラムは、今年の第1四半期に6回の移行会議を終え、これから8月まで、障害のある乳幼児を含むブラケットからプリスクールに移る子どもたちのために29回の移行会議を予定している。

 

ヘッドスタートでは3歳児を受け入れており、子どもたちが4歳になれば、ユニバーサル・プリKの対象年齢となるため、他のプログラムにも参加できる可能性がある。親たちは未就学児のための学校という選択肢に目を向けているのだとタイシピック氏は言う。しかし、ヘッドスタートはほぼ埋まっている。

 

ヘッドスタートプログラムのソーシャルワーカーであるアラン・クルス氏は、「ヘッドスタートでは、534人の枠のうち522人が登録されており、そのうち42人が現在個別教育計画を持っている子どもたちです」と評議会に報告。このプログラムでは、今年度も生徒の登録を続けている。ヘッドスタートの登録コーディネーターのクルス氏は、来年度のアウトリーチのスケジュールを確定しているが、2023-2024年度のヘッドスタートプログラムの登録がいつ始まるかについては明言しなかった。

 


乳幼児教育施設の不足は
労働者人口不足を加速するのでは?

プリスクールやデイケアが不足しているとは知りませんでした。共働き家庭が一般的で人材不足の喘ぐグアムでは深刻な事態ですね。グアムは子育てがしやすい環境であることで、仕事を続けることができた私の経験からすると、幼児教育の施設が足りないとなると労働者人口の減少にも拍車がかかるでしょう。

 

しかも発達障害のあるお子さんへの対応も早期から整っていないのも深刻な課題ですね。近年は発達障害の傾向が見られるお子さんが増えているようにも聞くので、願わくはプリスクールやデイケアに教育支援やトレーニングを提供してほしいぐらいなのですが、そんな話題まで到達しそうにありませんね。

 

グアムは子育てしやすい環境であるこをが仕事をする女性にとっては一番の魅力だったのですが、それも昔の話になりつつあるのかしら…..?

 

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