2023年6月16日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

グアム知事室は、アメリカ赤十字が運営する台風後の長期避難所で、現在インフルエンザの流行に直面しており、一部の住民の移転を支援する。台風マワールですべてを失い、台風直後の一時的は水のない政府運営の避難所で劣悪な衛生状態に直面し、換気の悪いと言われる赤十字の避難所で病気の発生にさらされている住民にとっては厳しい道のりである。

 

タムニングのグアムパック倉庫にある赤十字の避難所で、火曜日にインフルエンザBが発生し、子供が入院した。ホア・グエン医師は木曜日、その後の訪問で赤十字シェルターでの感染を確認した。

 

グアム政府は木曜日に発表した声明の中で、「我々の政権は、タムニングのグアムパック倉庫にあるアメリカ赤十字のTier IIIシェルターの即時移転に懸念を表明し、要請した。現在のシェルターの状況を知らされ、我々は残りの在庫で新しい場所を確保するプロセスを開始した」と述べた。

 

村の体育館など、以前から避難所として確認されていた場所は建設中であるか、台風の影響で大きな被害を受けたままであるため、選択肢は限られている。支援に利用できる商業用不動産が限られていることによって、さらに深刻化している。公衆衛生・社会サービス省は現在、赤十字が被災家族を隔離し、さらなる流行を抑えるための支援に乗り出していると述べている。

 

解決策を見出す
グアム住宅都市再生局、ホームレス支援・貧困防止局、グアム労働局も、解決策を見つけるために関与している。ルハン上院議員は、木曜日に知事宛に、赤十字の両シェルターで「換気が悪く、過密状態」にある避難住民のために、地元の学校か空いているホテルをシェルターとして指定するよう要請した。

 

ルハン上院議員は避難所を訪れた際に、「ゴミや廃棄物が避難所施設から適時に取り除かれず、状況を悪化させている。容認できない」と述べた。
タムニング小学校、リンドン・B・ジョンソン小学校、チーフ・ブロディ小学校などのキャンパスを使い管理すれば、状況を緩和できるとしている。

 

新しい避難場所やアスタンボや赤十字のシェルターの改善については、避難所を管理する赤十字社が声明を発表する予定だという。


今回の問題点を検証し、
今後の計画に生かして欲しい、
切に願います。

今回の台風で露呈した多くの問題、電気や水道のインフラにとどまらず、20年前には大きな問題にならなかった通信回線、また今日の記事のようなシェルターの整備や運営など、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というふうにならないようにしっかり見直し、次に生かして欲しいですね。

 

個人でできることといえば、ジェネレーターの設置を検討したり、水の確保、また電気機器をガスへ切り替えるなど、今回の経験を今後に生かす検討が始まっていると思います。またFEMAへの申請を済ませた人の自宅訪問も始まっているようですが、あまりいい結果は耳にしません。車のダメージ、ガレージの屋根の損壊、タイフーンシャッターの破損の認められなかったと聞きます。5時間も6時間も並んだFEMA申請も結局時間を費やすだけに終わってしまうのは残念ですね。

 

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