2023年9月8日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

ユナイテッド航空に勤務する地元関係者が確認したところによると、400人以上のグアム在住者がユナイテッド航空の職を得た後、グアム島を離れデンバーに住んでいるという。ユナイテッド航空は、1月にグアムで開催された2日間のジョブフェアを通じて、460人以上のランプエージェントの職を満たした。

 

ユナイテッド航空の人事担当マネージングディレクターであるマグダ・モライス氏はデンバー市場でランプエージェントを採用するのに苦労していたためと述べている。デンバー・ハブ担当副社長のマット・ミラー氏と40人のユナイテッド社員が、1,800人の新入社員を採用するためにこのフェアに参加したという。グアムでは2,600人が応募し、その結果460人以上が合格したという。

 

「デンバーは現在、ユナイテッド航空にとって最大のハブ空港のひとつです。さらに、それ以上に重要なのは最も急速に成長しているということです。現在、デンバーには十分な人員が配置されていますが、私たちが行っているのは、この夏に見込まれる成長のための準備です」と、ミラー氏はジョブフェア開催時に述べた。

 

アンソニー・メノ氏は退職した法執行官で、デンバーでランプ・エージェントとして働くチャンスをつかみ、そのために故郷のグアムから移住した。「ずっとデンバーに行きたかった。いつも違う場所に移籍したいと思っていたんだ」と述べた。メノ氏は4月にコロラドへの移住を開始し、現在はキャリアを築くことに専念しているという。

 

採用されたグアム在住者はデンバーへの移住の機会が与えられ、25,000ドルの移住ボーナスが支給されたという。新入社員の賃金は時給20ドル前後からスタートし、昇給の可能性があり、最高で年間9万ドルを稼ぐことができるという。採用された社員はポジションが空いた場合、別のハブに異動することが可能であり、それは採用された社員が将来グアムに戻る可能性があることを意味すると述べた。


 

本当に多くの若者がデンバーへ移住、
グアムの人材不足は深刻さを増しています。

 

いまさらという気もしますが、記事になっていましたので取り上げました。3月にジョブフェアがあり、3月〜4月にかけて多くの若者がグアムを離れました。人口16万人のグアムにとって数百人規模の島外流出は大きなインパクトがあります。それが島内の人手不足の要因の一つにもなっています。

 

GUAMLOVERSのオフィスに集まる友人たちと話していても何人もが子供をデンバーに送り出しています。さらにはそのようなママさんたちのネットワークもできつつあるようです。将来有望な若者たちがグアムを離れていくのは寂しいですが、賃金水準が大きく違うデンバーを足掛かりにスキルを高めようとする若者の気持ちも理解できますし、応援したい気持ちでいっぱいです。ただ、グアムで働くことの魅力も高まり、人生の選択肢が増えることを願っています。

 

 

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