2020年12月31日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

観光及び空港担当オフィシャルは火曜日にグアム国際空港でCOVID-19のテストが現在必須となってる14 日間の検疫の変更が1 月に始めることができるだろうという見通しを明らかにした。韓国、日本および台湾からのコロナウイルスの陰性証明を受け入れ、3か月を目処とした観光事業の再開を目指すという。

 

COVID-19予防接種が始まり、新規感染者数が低水準で推移していることから変更される検疫要件はグアムの企業の経営の見通しを立てることに寄与するだろうと、グアム政府観光局(GVB)の副社長ペレス氏は述べた。「2021年度の第3四半期と第4四半期あたりに観光ビジネス復活の兆しが見えはじめ、コロナ以前の水準には、おそらく3~4年を要し、2024年あたりになるだろう」と述べた。

 

主要マーケットの陰性証明
グアム国際空港局のエグゼクティブマネージャーであるジョン氏とGVBのペレス氏は、日本、韓国、台湾から32種類のPCRまたは分子COVID-19検査結果を受け入れることをグアム保健省に確認したと述べた。また、この3ヶ国からの短期滞在渡航者(5日以内)に対し、5日以内に行われたPCR陰性証明をもって、到着時の検査や検疫が免除されるよう要請している」と述べた。さらにこれら三ヶ国の渡航者が帰国する際にCOVIDテストを希望すれば提供できるだろう、とペレス氏は述べた。グアム国際空港局は今週か来週に試験的にプログラム実施し、結果によって1月の早い時期に実行されることができるとしている。

 

ウイルスは依然存在する
GVB理事会会長のアダ氏は2021年に世界的に普及するCOVID-19ワクチンが計画を後押しするだろうとしながらも、ウイルスの突然変異や各国の入国規制は新型コロナウイルスが引き続きグアムの運命を左右するとしている。

 

「私たちはやらなければならないことがたくさんあり、GVBはグアムホテルレストラン協会(GHRA)と協力して、グアムの企業へCOVID-safeなビジネスを行うように強く呼びかけている」とアダ氏は語った。

 

GVBはまた大麻の使用、販売及び広告を許可することが主要マーケットが認識する家族に優しい行先としてグアムのイメージに否定的な影響を与えるという立場を繰り返した。

 

ホテルには3,000人の軍人が滞在
GHRAのメアリ会長は、観光業界に従事する労働者を対象としたCOVID-19テストの実施や、観光関連事業のガイドブックの発行など、現在進行中の取り組みについて説明した。

 

「パンデミック禍でもグアムのホテルには約3,000人の軍人が滞在しており、ホテルやレストラン、ランドリーなどの関連企業を助けています。さらに軍事関連プロジェクトの建設はパンデミック禍にも継続しており、エコノミストや他のビジネスリーダーは、軍事関連プロジェクトや失業支援など連邦政府の救済資金が観光産業の損失を相殺していると述べています。」


沢山のコメントや応援メッセージを
ありがとうございました

2020年も最後の日を迎えました。ロックダウンからひと月ほどしたある日思いついて始めた「グアムの朝刊」、たくさんの方にお読みいただき、大変嬉しく思っております。アクセス分析をしたところ、大半のアクセスが日本からということで、グアムファンのみなさんがグアムの動向を気にかけていただいていることが何よりの励みとなりました。お陰様で大晦日まで1日も欠かさず「グアムの朝刊」を発信することができました。

 

時には愚痴っぽくなったり、落ち込み気味だったり、批判的だったりしたかと思いますが、たくさんの応援やコメントを頂戴しグアムラバーズのスタッフや仲間たち、みんな元気に2020年を締めくくることができました。できるだけリアルなグアムの状況をお伝することを心がけながらも、コロナ禍のグアムで過ごす一般市民のうわ言とお許しください。

 

年末に少し希望が持てる記事になったことが、せめてもの救いです。まだまだ思わぬ展開になったり、予期せぬ事態が発生したりすることでしょうが、グアムは何度も難しい局面を打開してきました。今回も必ず復活できると信じています。渡航が可能になった暁には、困難な状況でも笑顔が絶えない天真爛漫なグアムの人たちに会いに来てください。2021年もグアムラバーズは諦めずに進んでいきたいと思います。よろしくお願いします。みなさんの身の回りで起こった心温まるエピソードや楽しい出来事もお寄せください。では、みなさん良いお年をお迎えください。2021年が読者のみなさんにとって幸多き一年になりますよう祈っております。

 

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