2021年1月3日朝刊 The GUAM Daily Post より抜粋、要約

 

グアム教育省では、1月19日に予定されている対面授業の再開に先立ち、教育・学習現場の安全を確保するため、教職員向けのトレーニングを1月4日から開始する。始業を2週間延期する理由は、休暇後の公衆衛生の状況を見極めるための時間になっている。グアム知事は1月18日までに対面授業を再開することを条件付きで許可したが、陽性例が増加するかどうかを注意深く見守っている。現在のCOVID-19エリアリスクスコアは0.5です。

 

教育関係者がCOVID-19の予防接種を受けることは、対面授業再開の条件にはなっていない。しかし、政府関係者はCOVID-19ワクチンを1月19日までに提供できる可能性を示唆しているが、GDOEが持っている懸念は、教師の数の少なさであり、摂取を望んでいるのは約34%の教師に留まっている。

 

公立学校は対面授業に抵抗がある家庭に配慮して、オンラインとハードコピーによる遠隔学習も継続していく予定。現在、全生徒数の約24%にあたる約7,100人の生徒が対面授業に登録、対面授業を受ける生徒と保護者と向けにオリエンテーションも計画しているが、日程は後日アナウンスされる。

 

学校における社会的距離感
グアム教育省は対面授業を再開した際に、社会的距離の要件を満たすために学生を3つのグループに分けることを計画していたが、対面授業を希望する学生が比較的少ないため、41校のうち38校では2つのグループで運営することができるかスケジュールの最終調整をしている。金曜日は依然ハードコピーや学校給食の配布のための交流日に設定されている。

 

カトリック学校
カトリック学校では今後2週間もオンライン授業が継続されるが、対面授業に向けて検討している。それぞれのカトリック学校の発表を待ち、対面授業を望まない家庭は学校と個別に調整することになる。オンライン授業も継続される見込みだが、多くの学校は小規模であり、オンライン授業と対面授業の両方を実施する能力があるかどうかである。グアム教育省はカトリック学校では80%以上の生徒が対面授業を希望するだろうと予測している。公立学校と同様に、私立学校でも連邦政府の教育安定化基金を使って安全用品や設備を調達した。予防接種などの安全対策についても要望する可能性がある。


感染防止以上に懸念される
子供達の学力格差と心の健康!

 

10ヶ月に渡ってキャンパスから離れている子供達。対面授業で得られる学習成果がどれほどオンライン授業でできているのでしょうか。子供達は自分の居場所となる共同体感覚を持ち続けられているのだろうか。子育て世代のママに聞くと、オンライン授業は突然時間が変更になったり、中止になったりと、ほとんど管理もできなくなって諦め気分。学力格差が広がることは必然と思えます。また、共同体意識が希薄になり学習意欲の低下もあるでしょう。対面授業が再開は、安全管理にも増して失われた10ヶ月を取り戻すための大きな荷物を背負っていることを認識してほしいです。

 

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