2021年3月25日朝刊 The Guam Daily Postより抜粋、要約

グアムでは1月から一部の住民に所得税の還付金が銀行振り込みで届くようになった。年内には運転免許証やグアムの身分証明書をオンラインで更新できるようになると期待している。ビジネスライセンスのオンライン申請も今年中の実現を目指している。また、グアム税務省のコールセンターを常設する計画もあるという。

 

還付金の口座振替のほかに、納税者が還付金の状況を国税局のオンラインポータルで確認できるようにもなっている。税金の還付がいつあるのかという問い合わせが殺到しているため、状況を確認できるポータルの意味は大きい。

 

オンライン申請の急増
パンデミックの最中、グアム税務省は所得税フォーム1040の電子申告も増えている。2018年度には約800件だったオンライン申告が、2020年の確定申告は2ヶ月足らずで約3,000件。2021年度に入って4カ月、オンライン車両登録数は約2万6,000件に達している。

 

グアム税務省は、早ければ4月中に車両登録サービスをバリガダのメインビルから移転させる予定であり、そうなれば運転免許証のウォークインサービスを週2日から週5日に拡大することができる。

 

第3弾景気刺激給付金(EIP)
連邦政府の第3次景気刺激給付金1,400ドルの支払いはいつ実行されるのかは確定していない。グアム税務省は、この1年足らずの間にEIP 1とEIP 2に基づいて2億3,000万ドル以上のパンデミック救済策を実行し、EIP 3の実施に向けてIRSおよび財務省と協力し続けているという。児童税控除の単年度調整と、グアムの所得税控除の払い戻しについても実施する予定である。

 

グアム税務省は業務をより多くのオンラインに移行するとともに、COVID-19の感染拡大防止のため安全への配慮しながら、公共サービス提供をバランスを取りながら継続するという。来年度も、引き続きオンライン化、システムの更新、プロセスの改善に取り組むとしている。

 


行政は国民、市民の目線で
スピーディーに対策対応を!

グアムで出来るだけ行きたくない場所がいくつかありますが、その筆頭格がグアム税務省。車両登録、運転免許の更新、子供のパスポートの更新など、数時間かけて行ったことが思い出されます。前回の運転免許の更新では6時間ほど立ちっぱなしで列に並んだこともありました。長年放置されてきた不合理な状況が改善されたことはコロナ禍で唯一良かったことかも知れません。

 

キャリア官僚の不祥事や歪められた行政がニュースに上ることが度々あります。実体験でも延々何時間も列をなして待っている人がいるのに、プレイベートなおしゃべりに興じる窓口業務の係員がいたり、申請業務が滞り何の音沙汰もない上に進捗さえ確認できないなど、一市民としても不便を感じ疑問に思うことが多々あります。私もある申請を半年以上前にしたのですが、何ら進展がなく確認のメールにも返信はなく電話には出ません。多分担当者が見落としたとかゴミになっているとしか思えず、再度申請すべきか迷っているところです。

 

公務員はすべて国民全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではないということ、申請などが相当期間が経過したにもかかわらず応答がないということが行政の不作為にあたるという認識を持って欲しいと思います。コロナがあったらかではなく、行政サービスのあり方は市民目線で常に改良を加え続けて欲しいですね。

 

 

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