2022年3月10日朝刊The Guam Daily Postより翻訳、抜粋、要約

 

仕事が終わって家に帰る途中、トラックに給油しようとガソリンスタンドに立ち寄ったところ、ガソリン代が過去最高値に値上がりしていることに気づいた人は「おっ。5.49ドルだったのが、5.70ドルになり、今は5.98ドルだ。すごい。知らなかった」と。水曜日の午後、ソーシャルメディアはMobilのガソリンスタンドのガソリン価格の写真で賑わっており、1ガロンのレギュラーグレードの燃料が5.99ドル、プレミアムが6.39ドル、ディーゼルが6.51ドルと表示されていた。

 

先週は、ガソリン価格が2度跳ね上がった。火曜日にレギュラーグレードの燃料が1ガロン10セント上がり5.49ドルになった。そして、3月4日(金)には、1ガロン5.69ドルに再び跳ね上がった。ガソリン代の上昇に伴い、盗難も報告されている。グアム警察署によると、昨日、給油してお金を払わずに走り去った人もいる。

 

着実な上昇
グアムのドライバーにとって、ガソリン価格は上昇の一途をたどっている。レギュラーグレードの燃料費は2020年に1ガロン3.13ドルまで下がったが、COVID-19の規制が緩和され始めると上昇に転じた。しかし、ロシアがウクライナに侵攻したことで、オイル代が急騰している。グアム島の3つの小売ガソリンスタンドの価格は、1日か2日の間に互いに価格を揃えてきた。

 

ジャニス・ジェイコブさんは、食品や日用品の価格も高騰しているので、消費者として「何を買うか気をつけなければならない。あらゆるものが上がっていて、大変です。私たちに何ができるのでしょうか?」。スコット・ジェイコブさんが「中流階級はもう中流階級ではない」と付け加えた。「正直なところ、いざとなったら、フードスタンプやすべての補助を受ける資格があればいいのですが。でも、そうじゃないんだ」と。

 


ランチ$20時代、
世界的な物価上昇で、
もはや地方自治体でできるこは
限られているのかも。

 

昨日、流石に度重なる価格上昇に驚いた友人が写真を送ってくれました。庶民生活をキープする限界にきているように思えます。グアム政府のガソリン補助$300についても今月15日からとされながらも申請基準などの詳細も未だ発表されていません。以前のブログでも述べましたが、制度のコスパと平等性を考えると限られた人に限定的に支給するという発想に無理があると思えてないません。ガソリン販売価格に含まれている税金を調整する方が、制作実行の手間をかけずに、即効性があり、平等な感じがしてなりません。

 

今日はグアムで一番大好きなサラダバーがあるアップルビーズのリール動画を添えましたが、コロナ前は$10程度だったものが、今は確か$18か$19になっています。これは特別なものでなく、レストラン全般にみられる値上げの傾向です。この世界的なエネルギー価格の上昇は日本の家計も圧迫しはじめています。

 

長期化、泥沼化の様相を見せ始めているウクライナ情勢。暗殺、亡命政府、地雷、歴史の教科書に出てきた言葉が溢れる日々、ウクライナの惨状が流れるとチャーチルやスターリンの顔が頭を過ぎることもあります。私たちは20世紀から何を学び、どこへ向かうのか……。

 

 

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