2022年9月3日朝刊The GUAM Daily Postより抜粋、要約

 

グアム島のがん患者に関する情報が9月末に数年ぶりに更新される予定。これは、すべての州や準州が5年ごとに発行する文書で、一般的な癌の発生率や有病率、年齢層や性別による特定の種類の癌の発生率などが示されている。

 

グアムのがん登録の最後のバージョンは、2007年から2011年にかけて行われた。このデータの収集は、島内のすべてのがん症例を記録することを任務としており、グアム保健省と協力してハワイの太平洋がん登録と疾病管理予防センターに提出する。

 

収集されたデータは、CDCや国立衛生研究所からがん撲滅のための助成金を申請する際に、資金の必要性を正当化する根拠としても使用される。例えばグアムでは、特定のグループの子宮頸がんが非常に多く、米国本土よりも高いので、そのような情報を提供するという。

 

データが示すのは、種類ごとのがんの増減傾向がわかり、肺がん、乳がん、前立腺がんなど、同じがんが上位を占めていることがわかる。肺がんはなかなかなくならないのは、グアムでのタバコの使用率の高さと関係があり、グアムではタバコの喫煙率が全米で最も高い。

 

現在、グアムがん登録は、ハワイ大学との5年間のがん助成金パートナーシップサイクルと連携しており、グアムのチームは、中学校向けのがん予防、たばこへの介入、禁煙のカリキュラムを開発した。このカリキュラムは、この秋、グアム教育省の特定の中学校の6年生から8年生を対象として行われる。生徒たちは、電子タバコやキンマの使用など、物質使用に対する適切な抵抗戦略を学ぶ。このカリキュラムは、調査に基づいており、UOGの発表によると、「Fuetsan Manhoben Youth Substance Use Prevention Program」は、薬物のない健康な状態を保つためにの価値観を若者に引き出すことに役立つ。

 

また、UOG癌研究センターでは、細胞毒素と肝臓癌や肝臓疾患との関係を掘り下げるプロジェクトも行っている。同大学ではこの研究の被験者を募集している。


コロナ禍の受診控えが
数字に現れるのではと懸念されます

 

コロナ禍で体調を崩した人、病気が判明した人、認知症が進行した人、精神的に不安定になった人などの話をよく聞きます。コロナ当初から叫ばれていた受診控えとコロナ禍での生活環境の激変の影響がこの一年ほど明らかになってきたのかもしれません。

 

GUAMLOVERSのオフィスでの話題も観光業の状況や新しいビジネスアイデア、日本の親族のことや病気のことなどが話題になります。病気については最新の治療方法について情報をシェアすることも…….。グアムではアメリカやフィリピン、日本で治療する人も多く、適切で最善の治療に結びつき元気になってグアムに帰ってきて欲しいと陰ながら切に切に願っています。ついつい定期検査をおろそかにしてしまっている私も反省しています。

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ グアム情報へこちらもポチッとお願さいいたします。
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村ランキンングにも一応参加し始めした。

この記事をSNSでシェア!